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編集思考とサブスクリプション

みなさん今日もお疲れ様でした〜zackeyです!

今日は題名にある通り編集思考(著:佐々木紀彦さん)とサブスクリプションについてお話していこうと思います。

題名みてピンッ、背筋ピンっっときたかたw(ランドセルかずかないかw)いるかもしれませんね。

そうです!編集思考という本についてですね!

私も読んでみました!とてもいい本だし、これからの時代のビジネスモデル構築方法、思考法について的確に書かれていました!終始この本を通じて言われていたことは縦割り社会の中で横串しに、ジェネレラルに情報のアンテナを張り、そして掛け算でコネクト(抽象化や転用)させリーチさせる(届ける、伝える)という編集思考が重要であること。

僕が今回気になったことは、もちろん編集思考に関しても面白かったのですがサブスクリプション(利用期間に応じて必要な料金を支払うモデル)の歴史について!

とても興味深いことが書かれていたのですが、みなさんはサブスクリプションの源泉がわかりますか?

「編集思考」によるとサブスクリプションの始まりは、17世紀に辞書を販売する際に定期購読となったことが始まりだと言われています。これまで辞書は愛好者が有志でお金を払い、それを元手に本を出版して消費者まで届けていたのですが、いちいち面倒になってしまって出版前に購入予定者からお金をもらうようになったことがきっかけで定期購入型モデル=サブスクリプションが生まれたと佐々木さんは言っています。

現代風に言うと

「いちいち金もらうのめんどくせぇ」

「どうせみんな辞書ないと困るっしょ?先に買う予定の奴らから毎月お金もらってできたら渡しておけばOKっしょ」

ということになります。定期的な購入以外でいうならクラウドファンディングの始まりとも言えるかもしれませんね。

ここで面白いことが、17世紀のイギリスでも現代でもヒットするサブスクリプションには「プレミア」がついているということです。編集思考の本ではエンゲージが高まるためにコミュニティが存在していると書かれています。

辞書のケースで言えば、お金を先にくれた人(支援してくれた人)には出資者の名前を紹介するなど、サブスクリプションの経済圏の中で供給者と購入者のコミュニケーション、コミュニティーが生まれているということ。現代では月額課金してくれるかたにはファンサービスがついてくる配信サイト、Amazonプライムなども即日配達などのプレミアがついてきますよね。あとは関連したオススメの商品を教えてくれるであったりコミュニケーションが常に存在している状態です。

私はこの本を通じて、本来サブスクされるべきものがまだあるんじゃないかと思いました。それは小説です。

これは辞書の話と本質は同じなのですが、僕らは通常本というものは編集者や執筆者が書いたものを購入していますが、執筆者は出資者を募っていませんし全て自費でかかなくてはいけません。いまは定期購読のアプリなんかもありますがそれは本来プラットフォームにではなく著者に支払われるべきであると思います。

つまり何が言いたいかと言うと、作家と読者をコミュニティー化させて、読者にサブスクリプション型で課金してもらうモデルがあってもいいということです。著者に直接ファンがつけば作品の良し悪しではなく、著者と繋がれているというプレミアにお金が支払われ、ファンも自分たちが作品を手がけているという当事者意識が芽生えてもっと出版業界が盛り上がるのではないでしょうか。

この一つがオンラインサロンで成功している箕輪厚介さんだと思います。


エンタメはサブスクできる!

これが私がこの本を通じて(編集思考)を通じて私が得た気づきです。

よかったらみなさんも読んでみてください!

いい社会人生活一緒に送っていきましょう!


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