畑熱

今年はいつにも増して畑熱が高いとり子です。

昨年度たろちゃん(長男)が浪人して、心も体も年度終わりギリギリまでゴタゴタバタバタソワソワして(国立後期試験の合格は本当に最後までバタバタする)、
それでいて急に、本当にいっぺんにいろんなことが終わり、それに伴っていろんなことが片付き、新年度が始まりまたバタバタとして…。
ゴールデンウィークもあっという間に終わりました。

そして今、少し自由になったような、今までにない落ち着きを感じています。
まだまだいろいろあるけれど。
こうやって人は人を送り出し、少しずつ解放されてまた自由になるんだな、と実感しています。

それで5月も半ばを過ぎてじっと落ち着いた今、ふとまわりを見渡して、私がやりたいことについて考えはじめました。

庭。家の中。畑。ちょっとそこのスーパー。
私の日常で私が作れる生活と満足感について。

もともと食いしん坊だし、台所にいることが好きだということも手伝って、自分で作るご飯は今では私のメインの楽しみになりました。


物価高ということもあるのか、もともとあった畑が宝物のように思えるし、採ってきてすぐに食べられる野菜の勢いのある瑞々しさ、それを自分が刻む音、炒める音、何もかもうきうきします。

先週末玉ねぎの収穫をしました。冬に苗を植えたものです。
収穫した畝は休ませるので、隣りにとうもろこし、あとオクラを植えようと種蒔きしました。
トマトももうすぐできるし、きゅうりも花を咲かせています。楽しい。

家の中では鉢にバジルを、青じその水耕栽培もはじめました。

何かを育てるのって、とっても楽しいです。

そして育てたことが実るのも。

今年は今まで以上に畑で情熱を燃やす次第です。