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馬を手に入れる

4月から夢セラピー講座を3ヶ月受けている間に何故か「馬」とご縁ができました。

思い出したのか、やっと見えたなのか、ともかく6月頃、急に馬に惹き付けられていったのです。

きっかけはなんだったか、引退馬の余生を引き受けている団体の動画から始まり、あれよあれよと色んな情報が入ってきました。

その頃見た夢では、夢に見るまですっかり忘れていた「ビワハヤヒデ」という馬の名前を思い出し、というか、バンッとカタカナが見えて、しかしそれが馬の名前であることはわかっても、どんな馬なのかはわからなかったので、起きてからすぐGoogleで調べ、あぁこんな素晴らしい馬だったのか、芦毛さんなんだね、あぁつい一昨年まで長生きしていたんだね、かわいいね、速いねー、と釘付けになりました。

もう少し早く思い出していれば、会いに行けたかな?

そして、そこから派生して思い出したことは、私が子どもの頃休みの日には父が電話で馬券を買っていたことです。

黒電話を耳にあて、まず会員番号と思われる10桁の数字、氏名、そしてレース番号を「1」や「2」を「ヒトツ」「フタツ」と独特な言い回しで述べ、馬券の種類、、、というお決まりの台詞がいつもいつも放たれていました。

若かりし父。昭和の黒電話。

夢セラピーでは、夢とそこから派生して色んなことを思い出しながら自分と向き合い、父を許し、母を許し、自分を許し、そして父を母を越え、自分を越え、エーテル領域での馬を手に入れていきます。

エーテル領域での馬とは、本質的自己と感情体とが一体となったもので、過去に置いてきた自己を回収しバラバラとなった心と体がひとつになり、直感的に必要な場所、ふさわしい場所へ走り出すことができます。

さて、馬を思い出し、馬を手に入れることができた私は、久しぶりに実家で父に会い、馬券を買うときの父のお決まりトークの真似をしたところ、なんと当の本人である父は覚えていませんでした。

少しがっかりしましたが、私にとっての父の思い出が、父にとっては忘れてしまうようなことというのはありがちなことで、そんなことより、私がそんな若かりし父の姿を覚えているということを父に伝えられてよかったなと思いました。

夢セラピー、オススメです。

追伸:引退馬の余生の問題の解決に何かしたいと思い、まずは第一歩としてとある団体の会員になりました。
何をやったとて地上人類の手前勝手ではあるけれど、それでも何かしたいという思いで。



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