そして、手術までのカウントダウンも

3ヶ月ぶりの総合病院の婦人科受診は、なんとなくドキドキした。
来月に子宮筋腫の手術を控えている。
週明けの早い時間の予約は、駐車場が渋滞してた。
予約時間ちょうどに着き、受付機に診察券を通しているときに、斜め後ろから高齢男性に声をかけられた。
「今日、受診だけど、診察券を通せばいいの?」
予約表を見ると、明日の日付。
『予約が明日の日付になっていますよ。』とスマホの日にちを見せた。
「えー!駐車場でやきもきしたのに、日にち間違えた~。」
『駐車場、やきもきしましたよね~』
男性は笑顔になり、
「認知症がはじまってしまったわ~」
『予約日のこと、総合受付で言ってみた方が良いですよ』
「そうします」

こんな感じで、見知らぬご高齢の方から話しかけられることはよくある。
すぐ保健師モードになるのは、私の良いところ。

大きな子宮筋腫を小さくするために、現在薬を内服中。
副作用で更年期症状がある。
私の場合は、ホットフラッシュと倦怠感と夜ちょっと悲しくなるという症状。

今日は、早めに診察の順番が来た。
以前から知り合いの主治医の女医さんは、優しくさわやか。
手術までの予定を決めて、質問にも優しく答えてくれた。
看護師さんが術前検査の説明を丁寧に優しくしてくれた。
受付の方も優しい。
素敵。
以前、私もこの総合病院に勤めていた。

会計待ちで並んでいたら、高齢男性が話しかけて来た。
「ここいいですか?」
『どうぞ』
「どうも」
朝、受付機で話した男性だったが、覚えていないようだった。
無事に予約日を今日に変えてもらい、受診できた模様。
良かった。
しかし、予約時間も、診療科も違うのに、また会計の場所でお会いするとは。

その後も、精算するまでに、4人の高齢男女と1人の外国人の女性に話しかけられ、案内したり、列の最後尾を教えてあげたりした。
大体、いつもこんな感じ。

地下のコンビニに寄ったら、お客で来てた医療スタッフの人にお疲れ様ですと挨拶して頂いた。
患者さんのようには見えないよう。
嬉しいし、有り難い。

帰りは、併設のカフェで、自分と午後出勤の夫へドリンクをテイクアウト。
受診後のカフェは、自分へのご褒美。

自宅近所の薬局に処方箋をもっていくと、5周年記念なのでとタオルを頂いた。
『5周年、おめでとうございます!』
と思わず拍手をしたら、びっくりしながら喜んでくれた。

ドキドキした受診だったが、それにまつわるいろんなことで、楽しい午前中だった。



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