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マネジメントで意識している3つのこと

こんにちは、株式会社トレタの組織開発部担当の執行役員 兼 広報・PR室マネージャーをしている進藤と申します。

トレタアドベントカレンダーを当社エンジニアの北川氏主導で進めておりまして、管理部でも協力できないかということで参加表明しました。

が、いざ書こうとなるとテーマに悩むこと悩むこと!

飲食業界に関わる会社なので、宣言解除後に行ったお店のことにしようかな、今年実施した社内施策にしようかなど、いくつか思いつくものがありました。が、なかなかピンとこず、チームメンバーにテーマを募ってみました。

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で、いただいたお題が「マネジメント」でした。

ちょいと補足しますが、画像内のサーベイとは約3ヶ月に一度実施している全社員向けの満足度調査のようなものでして、
・会社への共感度
・自分の能力と業務のフィット感
・チーム、上長との関係性
などを見ています。

ちょうど先月実施した最新のサーベイにおいて、非常に恐縮ではありますが、私が見ている2つのチームが高い数字を出してまして、リクエストをいただいたという経緯です。
中小企業のなかの更に小さいチームを見ているだけなので、胃の中の蛙記事になること間違いないのですが、普段意識していることの108つのうちの3つを抜粋してご紹介したいと思います。
ちなみに、世の中の色々な情報ややり方を意識的にも無意識的にも参考にしていたりするので、既視感ある内容かもしれませんがご容赦ください。

1.マネジメントとは役割に過ぎない

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図の通りです。マネージャー役(緑)が上に立つAのフォーメーションが、一般的なイメージに近いかもしれませんが、私はマネージャーの業務は下記で、これは単なる役割のひとつに過ぎないと考えています。

・やることを決める
・決めたことを完遂するまでに必要な意思決定をする
・完遂するためにメンバーでやりきれないことは全部やる

メンバーは「決められたことを完遂する」役割であり、これは顧客の成功と会社の成長のための役割分担です。そこに上下はありません。
メンバーが、俗にいう「報連相」をするのは、あくまでマネージャーの業務の一つである「決める」ために必要なものを集積しているだけです。仕事の難易度はもちろん違いますが、そこに上下はなく、顧客の成功と会社の成長の前では皆平等です。
ちなみに、「上下ではない」ということを意識すると、日々の対応においても丁寧さを心がけるようになります。皆、年齢は違えど自立した大人の集まりです。役職者だから横柄な態度をとっていいことなどありませんので、他者への配慮を常に意識するためにも、フォーメーションBの陣形を選択することをオススメします。

2.NO RESPONSE, NO LIFE.

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※ 黒い部分は、某一子相伝の伝承者の顔が使われているためボカしてます

写真はあくまでネタ的な例ではありますが、忙しいを理由にメンバーの方の仕事を遅延させないためにレスを素早くすることはかなり意識しています。メンバーの業務は部の目標に直結しているため、メンバーの遅延はメンバーの責任ではなく、あくまでマネージャー自身の責任だからです。自身の遅さが部全体のボトルネックになることは避けたいところです。

日々意識して極力実践していることはコチラ↓
・Slackの返信はできるだけ即レス
・考えて返信しなければいけないものはその旨を即レスで教えるか、
 「確認します」のスタンプを押す
・資料チェックで確認に時間がかかる場合は、期限の明記(日時)を極力する

3.全ての理由を説明する

情報を共有する、仕事を依頼する、資料を修正するなど業務で発生する出来事や各々の行動には全て何らかの理由があります。それを曖昧にせず、極力説明することも日々意識しています。
例えば、仕事を依頼する際も、「何のためにやるのか」「これは誰の何に役に立つのか」「指定した期限は何故そこなのか」を明示します。(もちろん、過去の経緯等で相手が理解している場合は端折りますので毎回ではないです)
理由を説明すれば、メンバー自身も納得して動きやすい、というのはもちろんですが、依頼された目的に対してメンバー自身が工夫をする余地が生まれますので、私が想像しているレベルを越えた良いものが出てくることも多々あります。一方で、何らかの理由により説明できないことも出てきますが、そんな時は「説明できない理由」を明示することを心がけています。
「なぜ」を常に意識しろ、とは世の中の数多のビジネスマンが業務に向き合うコツとして見聞きしている言葉ではありますが、それだけ広まっている手法を実践し続けることはチームのコミュニケーションにおいても非常に重要だと感じています。

おわりに

今回は私が日々意識している108つのうちの3つほどご紹介いたしましたが、採用面談にいらしてくれれば残りの105のことについてお話しますので、是非ご応募ください!お読みいただきありがとうございました。
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