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トレタのデザイン業務FAQ(プロダクト開発編)

こんにちは。デザイナーの川又です。
トレタデザイン部のnoteをご覧いただきありがとうございます!
トレタでは現在デザイナーの採用を強化しています。そこで今回はこれまでの面接でご質問いただいたことをまとめてみました。
トレタでのデザイン業務に少しでも興味を持っていただければ嬉しいです!

まずはじめに

トレタのデザイン業務は大きく二つに分かれています。
ひとつはプロダクト開発部でのUIUXデザイン。
もうひとつは、ウェブサイト・広告・営業資料など、顧客とのコミュニケーションに関わるデザイン。
今回はプロダクト開発関連のデザイン業務にフォーカスしたいと思います。

Q:使用しているツールを教えてください

UIデザインはFigmaを利用しています。Figmaにはデザインはもちろん遷移図や画面仕様、時には検討背景なども記載しており、デザインプロセスをまとめたドキュメントとしての役割もあります。UI以外にもイラスト作成や画像加工などの業務もありますので、Adobe Illustrator・Photoshopも使用しています。
他にはWhimsicalというサービスを使っています。情報設計や体験設計の段階でエンジニアやプロダクトマネージャーと検討する際、フローチャート作成などで使っています。
ちなみに社内コミュニケーションはSlackです。

Q:どのような体制で業務を進めていますか?

プロダクト開発の案件ではプロジェクトごとにチームを組んで進めています。チームメンバーはスキルやリソースなどによってマネージャーがアサインを決め、進行状況によって入れ替わることもあります。
チームの構成は5〜8人程度で、下記のような組み合わせが多いです。

  • プロダクトマネージャー(1人)

  • プロジェクトマネージャー(1人)

  • CS(1人)

  • エンジニア(1〜2人)

  • QAエンジニア(1人)

  • デザイナー(1〜2人)

プロジェクトは常に並行していくつも走っているので、デザイナー含めてほとんどのメンバーが複数のチームを兼任しています。
基本的にはチームに対してデザイナー1人のパターンが多いですが、タスク量が多い場合やデザイナーの役割が広範囲に及ぶ場合などは、デザイナー2人体制でアサインして分担することもあります。

Q:アサインはどのようなプロセスで決まりますか?

新しい案件が発生した際にプロダクトマネージャーや開発部部長からデザイン部マネージャーに相談がきます。その時点でおおまかに業務内容やボリューム、スケジュール感をすり合わせます。
そのあとスキル・経験・他チームでのタスク量・本人のwillなどを考慮してデザイナーに業務依頼の相談をして決めています。その際に今後の目標やキャリア上での必要性などを話し合うこともあり、チャレンジングなアサインをすることもあります。

Q:業務プロセスを教えてください

案件にもよりますので、すでにリリースしているプロダクトの改善要望を例にご説明します。
まずCSからチームに顧客からヒアリングした改善要望が共有されます。それを元に課題の要因となっている問題点の仮説を立て解決案を検討します。この時点でデザイナーが直接飲食店さんにヒアリングさせていただくこともあります。
解決案の仮説からデザイナーがワイヤーに落とし込み、チームに共有。機能・仕様を決めます。この時点で飲食店さんにワイヤーを見ていただき、課題解決できているかどうかご意見頂くことが多いです。
仕様が決まったらワイヤーから最終的なUIデザインに仕立て、エンジニアが実装、QAエンジニアがテストしてリリースというのがざっくりした流れです。
こういった流れですので、開発期間は課題の大小によりさまざまです。

Q:開発初期段階でデザイナーはどんなことをしますか?

提供価値の仮説立てや体験選定の段階からデザイナーも参加するとお話した際にご質問いただくことがあります。この段階でのデザイナーの成果物は?というご質問もいただいたことがあります。
この時点での成果物はワイヤーになりますが、そこには主に2つ役割があります。ひとつは初期段階から顧客体験についてチーム内で共通のイメージを持てるようにすること(ときには顧客自身とも)。この段階で精度の高いワイヤーがあればメンバーの解像度が上がるので課題も早期に可視化されやすいです。しかもデザイナー自身が提供価値からワイヤーを策定しているので、最終的なUIに落とし込むまで要件を漏らさず作り切れます。
もう一つはデータベース設計の担当エンジニアと一緒に、構造とUXが合致しているかをすり合わせること。この段階での情報設計の精度が低いといくらUIを頑張っても本質的な課題解決に繋がらないことが多いです。(この議論についてはワイヤー作成前にフローチャートなどで整理することも多いです)
2つともデザイナー単体での策定は難しく、いろんな職種の共同作業で完成します。
また、この段階での業務がデザイナー全員必須というわけではありません。要件策定よりもUIデザイン作成の工程に比重を置くことで、サービス価値向上に貢献するポジションもあります。

Q:デザイナー同士は普段どんなコミュニケーションをとっていますか?

デザイン部の定例を週1回行っており、メンバーの進捗確認やアサイン相談、長期的な開発方針などの情報共有をしています。
普段の業務上のコミュニケーションは基本slackですが、必要であれば集まってmtgすることも多く臨機応変に対応してます。話す内容はレビュー依頼・自分の担当プロジェクトでの知見共有・行き詰まった時の相談や壁打ちなど色々です。
また、デザイナーとエンジニアが一緒に勉強会をすることもあります。例えばこれまでアクセシビリティについての本をみんなで読んで気づきを共有したり、インフォメーションアーキテクチャについてのワークショップなど行ってきました。

Q:リモートでのデザイン業務に課題はありますか?

トレタは基本的にリモート推奨ですが、いまのところほとんど問題は起きていないと思います。これに関してはデザインツールをFigmaに統一したのも大きかったと思います。非デザイナーにもリアルタイムで共有できるので、確実にメンバー間のコミュニケーション効率が上がったと思います。デザイナー同士のレビューの際も、Meetなどで会話しながら共同作業で改善案を提案し合ったりしています。
(Figmaに切り替えるまでの経緯はこちらの記事にまとめています

Q:トレタのUIUXデザインで楽しいと感じるのはどんな時ですか?

これはメンバーによってそれぞれだと思いますが、デザイナーだけでなくほとんどの社員が感じていることがあります。
飲食店でスタッフさんがトレタを使っているところを直接見ることができること。また、それについて飲食店さんから直接感想をいただけること。
ここは他のサービスではなかなかない楽しさだと思います。トレタが飲食店という誰にとっても身近なところで使って頂くサービスだからこその醍醐味ですね。

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ここまでお読みいただきありがとうございました!
こちらの記事はこれからも随時更新・アップデートしていく予定です。

最後にトレタではデザイナーを募集中です!
ご興味を持っていただけたらぜひこちらもご確認ください!


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