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12月25日 小説執筆進捗報告~長編小説を1本書き終えた

 本日、やっと1本目の小説執筆が完了。
 うーん………私の予定では100枚から200枚程度の中編を書く予定で、プロットもサクッと書いて本編を書き始めたのだけど、終わってみると700枚越え。長編尺になっちまった。なんでこんなに書いちゃったかな……。
 2行のプロットを書き起こすと原稿用紙100枚分になっちゃったんだ。そんな感じで、最終的に700枚。

 内容のカットはする気がない。『鑑定士ツグミ』という作品で結構な分量をカットしたのだけど、後で読み直してみると文章が薄い。あれは確かWeb版で、スムーズに読めるようにカットしたんじゃないかと思うけど(数年前なので記憶が薄らぼんやり)、小説として読むと文章が薄くて、いまいち読み応えが足りない。
 『鑑定士ツグミ』は先日、AmazonKindle版を発売させたのだけど、書き直そうか……とちらっと思ったもの。そんな時間ないから、あのまま発売したけれど。
 あの文章感覚はどうかと思ったから、次回以降はカットはしない。

 私としても小説を書くのが久しぶりで、見込み違いがあった。
 「このくらいのプロットなら、中編になるだろう」あるいは「短編になるだろう」という見込みを持って始めているのだけど、この調子で書くと、「短編」予定が「中編」になり、「中編」予定が「長編」になる。
 そうすると全体的な見込みも違ってくる。
 私は2021年2月までにAmazonKindleで10本の作品を出す……という構想を立てていて(このブログでも発表したとおり)、計画として立てていたのが、サクッと書けそうな「短編」と「中編」の作品……のつもりだった。いずれも以前から構想を持っていた作品群のなかでも、短編や中編として書けそうなものばかり用意したつもりだった。

 ところが最初の1本目がうっかり長編になってしまい、執筆時間も1ヶ月もかけてしまったので、いきなり予定が狂ってしまった。
 2021年2月まで……という予定はだいぶ後ろにずれ込む。

 まあ長くなったら長くなったで、Kindleのサブスクリプションは読んだページごとにお金がもらえる仕組みだから、そのまま出すけれども。
 紙出版の予定もない作品だし、単に書きたくて書いた作品なんで、700枚の作品をドンと出しちゃってもいいでしょう。

 本の値段はどうするかな……。結構な手間がかかったら、1000円! とか言いたいのだけど、あの内容で挿絵なしは、読者感覚から言ってあり得ない。1000円も取ったら☆1が並ぶわ!
 絵師さんにお願いして、挿絵を描いてもらう? ……そんな予算どこにある? 結構切り詰めた生活してるのに。
 読者感覚的に500円あたりが限界だ。
 本の構成もどうするか……。短編や中編なら、そのまま出すのだけど、長編だと少し考えなければならない。……読んでいると飽きるからね。挿絵を載せられればなぁ。

 さて、完成した小説を出版に向けて編集を加えて出版……といきたいところだけど、急遽別の作品を書くことになった。予定していた10本の作品の中で、最初から「長編」として予定していた作品が1本だけあり、これはコンクールに出そうかと思ってて……。
 で、そのコンクールがちょうど1月末が締め切りなの。そういったわけで、結構分厚い資料本も買ってきている(資料本は借金してでも買え……と偉い人が言っておられた)。
 でも……この資料本にぜんぶ目を通し、プロットを組み立てて執筆を始めて……うん、締め切りにゃ間に合わないね。
 まあ、間に合わなければそれでいいや。別に「あのコンクールに出したい!」と思っているわけではなく、目の前に目標ができたから、じゃあそこに出そうか……くらいの感覚だから。間に合わなかったら、別のコンクールに出すだけだもの。目標があった方が書きやすいな、と思った程度の話しだから。

 思った通り進捗しないもんだね。難しい話だわ。


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