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8月29日 Splatoon3前夜祭を目一杯楽しむ!

 いよいよやって来た『Splatoon3 前夜祭』。これまでは「試射会」という形で発売直前に体験会が催されていたが、今回は思い切って最初のフェスを無料で楽しめるようになった。なんという粋な計らい!
 最初のお題は……グー・チョキ・パーどれが一番強い?

 私はグー・チョキ・パーどれにも思い入れがなくて……。「どれでもいいや」という感じだから、逆に選びにくい。じゃあ、今回はグーで! なぜグーなのか、というと左にあったから……というしかないけど。

銀モデラー強くなってる?


 ゲームが始まったらスタートボタンを押して、ブキ選択画面に入ろう!
 おっ! ローディングがめっちゃ早くなっている。待機時間1秒で選択画面に入れるようになった。『Splatoon2』の頃より圧縮方法が進化したとかで、このゲームに限らず、最近のSwitchゲームはどれもローディングが早くなっている。本作でももちろんその恩恵を受けている。
 ブキはぜんぶで25種選べるのだけど、私は迷わず愛機・銀モデラー!
 新ブキもあるけど、どうせ使いこなせないのわかってるから使わない。

 その銀モデラーの性能だけど……あれ?

 ひょっとして射程距離伸びてる? この辺りは検証の必要がありそうだけど。まっすぐ撃っているだけで足元の塗りもバッチリ。

 では実際試合中に使った感じは……。
 すごく使いやすくなってる!
 というのも『Splatoon2』の時、どう見ても当たってるでしょ……というときでもなぜか当たってない、ということがあまりにも多かった。それに、足元のちょっとしたインクにも引っ掛かって、思い通り動けない。『Splatoon2』の時、その小さな引っ掛かりがずっと気になっていた。
 この小さな引っ掛かりで『Splatoon2』での戦績はどうにも伸びず。まったくキルが取れない。私はいまいちなプレイヤーになっていた。
 ところが『Splatoon3』では見た目通りにちゃんとインクが当たってくれる。足元のインクに引っ掛かることもほぼない! あーコレコレ! 『Splatoon1』の時の操作感だ。ちゃんと照準を向けるとキルが取れる!
 やっぱり『Splatoon2』はちょっと設定がおかしかったんだ。ずっと気のせいなのかな……と思っていたけど、気のせいじゃなかった。
 あーこれだけで『Splatoon3』は買いだ。今すぐに『Splatoon3』に移りたい。こっちの操作感のほうが気持ちいいよ。

どうしても気になったので、『Splatoon2』でほぼ似たような画像を作り、比較。……結果、射程距離、足元の塗りなどは特に変化がないことがわかった。でも確かに操作の感覚は違ったように感じたのだが……。気のせいなのかどうかわからない。

 銀モデラーのスペシャルウェポンは「突撃イルカ」……じゃなくて、正式名称はなんだ? 「サメライド」。……サメライドはいまいちピンと来ないので、ここでは「突撃イルカ」にするよ。
 『Splatoon3』になって初めて登場のスペシャルウェポン。見ての通り、突撃して爆発する。それだけの単純なスペシャルウェポンだ。
 ブキとしてのモデラーは射程が短い。全ブキの中でも下から2番目。射程内に入ると強いけれど、ほとんどのブキと射程の戦いで負けてしまう。
 そこでこの突撃イルカ。射程外の相手に対し、一気に懐へ突っ込む! 射程の短いモデラーの弱点を補ってくれるスペシャルウェポンだった。
 相手が一カ所に固まっていたら、突撃して爆発! これで3人くらい一気にキルを取れる。
 負けそう……というタイミングでもいきなり突撃イルカで反撃!
 隠れて撃っているチャージャーのところにも突撃イルカ!
 射程外の相手に、形勢逆転に……使えるシチュエーションは非常に多い。
 ただし、突撃イルカは発動前、発動後の隙が大きい。追い込まれている時に使おうとしても、発動前に倒されてしまう。
 発動後はさらに隙が大きい。上手いプレイヤーになると、突撃イルカの軌道を見てさっと遠ざかり、発動後の隙を狙ってパシッと撃ってくる。遠いところからチャージャーを狙って突撃イルカ……とやってもだいたい避けられて、発動後隙を狙って刈り取られてしまう。ボムをポンと転がしてくるプレイヤーもいる。発動後の隙は大きいので、ボムは避けようがない。
 では銀モデラーは突撃イルカに対応できるのか、というと難しい。突撃イルカをいったんかわして、発動後隙を狙おうとしても、銀モデラーの射程だと届かない。自分と同じスペシャルウェポンに対応できないのが銀モデラーの哀しいところ。
 突撃イルカはやぶれかぶれに使っても当たらない。ただし「ここだ!」というタイミングを見て使えば確実にキルを取れる。タイミングをわきまえれば非常に強力なスペシャルウェポンだ。

ロビーで遊んでみる

 今回はゲームにエントリーした後でも、ゲームが始まるまでロビーで遊ぶことができる。

 結構広いので、いろいろできる。まずはイカロールの練習……。うーん難しい。ここでできても実戦ではなかなか使いこなせない。まずは意識して使うことを心がけよう。

 うまく撮影できなかったのだが、壁に潜っている状態からのイカロールも可能だ。その状態で撃つと、片手撃ちになる。射程も少し伸びているような気がするが……。これは気のせいなのか、実際に射程が伸びているのか、いまいち判断しづらい。検証が必要そうだ。

 プロモデラーを持ち、スティック感度を最高にして、右スティックを横に入れてみよう。するとものすごい勢いで自分を中心に一帯を塗り尽くしてくれる。名付けて「プロモデラースプランクリー」。短時間で周囲一帯を塗り尽くせるので、相手陣地に突っ込んだときには一度やってみよう。

 ちょっとキャラアニメーションを見てみよう。
 スティックを傾けてキャラクターをその場でグルグル回転させる……。するとキャラクターの姿勢がちゃんと斜めになる。
 さらにスティックを円軌道から手前へ動かすと、顔をしばらく奥方向に向けているが、体が完全に手前に来るタイミングで首が振り向くようになっている。
 ゲーム中ではほぼ確かめようのないキャラアニメーションだが、細かく作り込んでいる。

 ゲームが始まるまで、一緒になったプレイヤーとちょっとした交流ができる。といっても対話とかはできないので、行動だけで交流をしてみよう。ここで一体感が感じられると嬉しい。

 ロビーに映し出されている他プレイヤーは、どのような状態で表示されているのだろうか? 頭上をよーく見てみよう。剥き出しになっている骨組み部分があるのだが、そこにプロジェクターが設置されている。そのプロジェクターから、キャラクターに向かって光の糸が伸びていることがわかるはずだ。
 要するに他プレイヤーの姿は、プロジェクターで照射されている……という設定で表示されている。
 プロジェクターで表示されているからキャラクターが平面だし、時々映像がフッと消えてしまう……。それはSwitchのスペック限界というやつだけど、「プロジェクターで映している設定」だから消えちゃっても構わない……という理屈が付くようになっている。

 試合前にフードショップでご飯を食べることができる。でも今回の前夜祭ではメニューを見せられただけ……。残念。

 ロビーの奥にはロッカールーム。でもまだ入ることができず……。残念。

 階段を上がると自然とブキが引っ込められる。2階はコーヒーショップになっていてテーブル筐体が置かれている。クラゲのDJがいて、賑やかな様子だ。ここはゲーム的要素は特になく、ただゆったりするだけの場所のようだ。

 なかなか試合が始まらないときは……ひたすら塗って遊ぶ。始まらないときはひたすら始まらない。この時の試合は、結局始まらず、「通信エラー」となった。

 今回、ロビーの端っこにダミー人形が置かれるようになった。撃ち返したり、ボムを投げてきたりする。
 それで面白がって1回ロビーで死んでみたのだけど……ちょうどこのタイミングで試合開始になったので、どのように復活するか確認できず。

さあ試合だ!

 そろそろゲームの本題、試合をやってみよう!

 今回から「リスポーン地点」というものはなくなって、画面手前に見えている領域ならどこからでもスタートができるようになった。
 またいきなり仲間の元にジャンプできるようにもなった。スタート地点からはじめるか、仲間の元へと一気にジャンプするかは戦略次第。

 相変わらず後ろで塗ってばかりの私。
 銀モデラーは対戦が強いブキではないので、どうしても他の「強いプレイヤー」に依存しがち。他のプレイヤーにラインを上げてもらって、そのラインまでのエリアを全部塗っておきますよ……というのが銀モデラーの役割。『Splatoon』の場合、それが結構重要な役割でもある。

 モデラーは塗ることが仕事。他プレイヤーが塗らずに忘れているところもしっかり塗る。これが勝敗を分けることはしょっちゅうある。

 仲間の元へジャンプ! どうやら塗り状況は優勢のようだ。
 もしも塗りが中途半端だったら、ジャンプせず塗りに行くという選択も大事。

 今回は全滅を取ったり、全滅を取られたりすると「WIPE OUT!」という文字が出てくる。自分のチームがやられたときにこの文字が出てくると、なかなかの絶望感。

 今回は、ゲームの中で故意に試合から抜けた人が出ると、試合自体が中断ということになる。しかし、故意ではなく「回線落ち」が出ちゃった場合は試合続行となる。
 どうやって識別しているのか、不明だけど……。でもこれで故意に抜けた人のために苦労する、連帯責任でペナルティを取られるということもなくなった。

 今回の戦いで一番の大勝利だった時の勢力図。
 この時の私はなにをしていたかというと、仲間プレイヤーがどんどん前に出てキルを取りまくっていたので、私はそこから離れてマップをひたすら塗っていた。
 実はこういう「攻め状態」のときは全滅を取られやすく、逆転されやすい局面でもある。なのでもしも逆転されてもすぐに塗り返されないように、マップの隅々までしっかり塗っておく。さらに最前線より一歩引いて、仲間がやられたとき自分のところに飛べるようにしておく……といったことを考えておかねばならない。
 もし仲間全員がやられたら、物陰に隠れて「カモン!」を押すと損害をほとんど出さず、逆転を防ぐことができる。そういうケースは何度か経験している。
 今回の場合は逆転フェーズに入らず、最後まで押し切った状態。

 スコア10倍マッチ大勝利!

 スコア10倍以上マッチに勝利すると、「オマツリガイ」というものをもらえる。これが何に使うものなのかは現時点で不明。

 スコア100倍マッチは重要な戦い。2回あったけれども、2回とも勝利! 100倍マッチは勝利ポーズが変わる!

 実はスコア333倍マッチというものがあって……。

 勝利すると……げぇ! 今までの累計貢献度が一気に2倍になった! この勝利は大きい。

 フェスの後半は「トリカラバトル」というルールが出現する。
 最初は「いつトリカラバトル来るんだろうか……」とか思っていたけれど、ロビーで「トリカラバトル」を選択しなければならない、ということにだいぶ後になって気付いた。
 しかもトリカラバトルは選択してもすぐに入れるわけでもなく、なかなかうまくマッチングしない。3チームがマッチングしなければ、普通の試合となる。
 ステージがチョウザメ造船で、モデラーだとどうしても突撃しにくいステージだった……ということもわかったので、トリカラバトルは2回入っただけで終わりにした。

 それでトータルとしての勝ち数はどうだったのか?
 前半は勝ちが多かったのだけど、後半は負けが多くなって……。ぎりぎり勝ちのほうが多かったけれども。負けが多くなって足を引っ張らなくてよかった。

お祭りの風景を楽しもう!

 お祭りの風景。いやー賑やか!

 お祭りの前日はこんな感じ。それにしてもディテールがすごい。街そのものも広く、これを見てから『Splatoon2』に戻ると、ちょっと物足りなさを感じるくらい。

 おー、さめあんこ先生。やっぱり来てたんですね。できれば一緒のチームで戦いたかったなぁ。

 5年経って成長したスパイキー。成長期ってすげーな……。
 その傍らにいる、光る棒を大量に刺したクラゲが気になる。クラゲ自体も光っているようだし、よくわからん生き物だ。

 奥の方に見えるビル群にも映像が投射されている。周囲の街も巻き込んでのお祭り……ということがわかる。

 完全に同じ位置からではないが、だいたい同じ場所から撮影した様子。一番奥に見えるビルは、四角の形をした単純なポリゴンにテクスチャーを貼っているだけ……ということがわかる。ああいうところで全体のポリゴン数を節約している。

 豚の門をくぐったところへ行くと、普段は閉じられている店も開いている。
 何が売ってるのかな?

 お祭りの日によく見かける光るグッズがたくさん置いてある。

 お隣の店は食べ物が売っている。左のものは果物なのはわかるが、他は何だろうか? 中央にはトレーの食べ物、右にはながーいものが売ってある。

 その先の、つづら折りになっているところの店も、今夜だけ開いている。じっくり見てみよう。

 中華まんだ。この時代でも中華まんが残っているんだ。

 しまった、下から見上げるような視点で撮っちゃったから、何が売られているのかよくわからない。映っているものは、左から丼もの。たぶんラーメンかな? 真ん中から右は串団子が売っている。

 夜空にも映像が投射されている。提灯も一杯浮かべて、賑やかな感じ。
 あの提灯はこのあとどうするんだろう? 回収できるのだろうか?

 すりみ連合が乗っている神輿は、なんと反重力装置のようなもので町中を巡回している。いったいどんな技術だ……。
 イカの世界は私たちの文明より一歩進んだ状態のものを参照に作り上げているので、こういう装置もあり得るのかも知れない。もしかするとタコが地上において社会復帰しはじめたので、文明のグレードが一歩上がったのかも知れない。

 神輿の上に焦点を向けるとクローズアップするのだけど……むしろカメラが揺れてうまく撮影できない。

 いい構図を探して、街の中を探索。そうだ、俯瞰からだといい構図が撮れるんじゃないか? と行ってみたものの、確かに神輿を上から見ることはできるが、あまりいい構図というわけにはいかず。

 坂道を一つ下りて、自動販売機が置かれているスペースへ行ってみる。鳥居の前をくぐる姿をなんとか撮影できた。でも構図はあまりよくない。

 やった、いい感じの構図で撮影できた。場所はロビー手前の階段……の、横の植え込みに乗り込んで撮影。

 もしもうまく撮影できないという場合は、いろんなところでミラーリング……じゃなかったプロジェクターで投影されてるので、そっちですりみ連合の姿を見よう。

 フェスの後半戦になると、ロビー手前の広場に巨大な櫓が組まれて、そこですりみ連合が踊っている姿が見られる。

 祭が終わった後は……。
 片付けた後が街に残されている。あちこちに大量のゴミ袋。「祭が終わった」……という雰囲気を少し残してくれている。

結果発表! 前夜祭の勝者は……?

 いよいよ結果発表!

 勝者はグー! やったぜ! 私はたいして勝利に貢献してないけれど。それでも勝ちは勝ち。

 これにて前夜祭は終了。ソフトももう遊べなくなっている。
 このままの勢いで発売日に買いたいけれども……。私はまたしてもちょっと出遅れそうだ。残念。でもできる限り早く『Splatoon3』に参戦するぞ!


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