見出し画像

5月15日 睡眠サプリレビュー

 先日、あまりにも眠れなかったのでついに睡眠薬を買った。夜眠れないのはあの日ばかりではなく、私にとってはあまりにも頻繁にあること、日常的なものだったけど、さすがにもうしんどい、死にそうというか死にたくなるので睡眠薬に頼ることにした。
 というわけで、今回は睡眠薬&睡眠サプリレビューです。

ネナイト

 販売はアサヒ。アサヒっていろいろ手を出してるんだな。
 チューブ状の包装にゼリーが入っていてそれを啜るので、人間用チュールみたいなものです。味はカモミールレモン。ちょっと美味い。
 効果はかなり強め。服用後、すぐに眠ることができる。布団に入ってからあの長ーい間がなく、あっという間に眠れるからかなり驚き。私の経験的にも、入眠に1時間、2時間は当たり前だったので、あの余白がないのが若干違和感としてあるくらいだった。

 ただ、夜中一度目を覚ます。目を覚まさない場合でも、夢を見る。夢の内容はかなり奇怪で不気味な感じだが、しかし夢の内容は全く思い出せない。目を覚ました場合は、なんともいえない不安感に取り憑かれ、やはり居心地の悪い感じがする。ネナイトで寝ると、ほぼ必ずこのどちらかが起きる。
 これがこのネナイトの副作用なのか、私個人特有なものなのかよくわからない。
 もしかすると眠れない状態が長く続くと無条件に死にたくなる心理と何かしら関連があるのかもしれない。どちらなのか私には見当もつけられないが。

ネルノダ

 販売はハウスウェルネスフーズ。内容は4粒ずつ個包装されていて、見た目の感じはお菓子っぽい。しかしこれは薬で、水と一緒に飲み込まなければならない。しかも舌に触れる感じがやや苦い。ネナイトと比較するとはっきり薬っぽい商品だ。

 効果はネナイトよりも入眠はやや遅め。少し入眠に時間がかかるが、そこそこ眠れる。

 実は服用した初日、まったく眠れなかった。効果がまったく出ず、さらにドリエルを服用してやっと眠れた。ただ、その時は猛烈な下痢と腹痛があったので、そちらの影響で効果がでなかった可能性がある。
 眠れなかったのは下痢と腹痛があったその日だけで、その日以外の時はちゃんと眠れているので、普通に効果はある。

ドリエル

 真打ちドリエル。一番高いやつ。
 買って説明書を見ると、「不眠症の方は服用しないでください」と書いてある。これはなぜ? 不眠症だからドリエルが必要なのでは? 意味がわからない。

 さて効果は……ネナイトよりも入眠はやや遅め。ネルノダよりは効果は強い。確実に眠れる。

 ただ翌日10時かそれくらいの時間までずっと眠い状態が続いた。起きて仕事しているのに、頭はぼんやりするし、肉体労働で体も動かしているのにどこかぼんやりする。昼頃までずっと意識は起きているのに体は眠っている状態が続いた。
 ものは試しと、「一度に2錠」とあったところ「1錠」だけを服用してみる。するとちょうどよく朝起きることができた。たぶん人によって反応の仕方が違っていて、私には1錠で充分だったのだと思う。これからも服用するときは1錠のみにするつもり。

 今回は以上。2週間ほどの間だったから、3つの商品しか試すことができなかった(予算的にもこれくらいしか買えなかった)。
 入眠までのスピードはネナイト>ドリエル>ネルノダといったところ。ただネナイトは相変わらず夜中に奇妙な夢を見たり、目が覚めてしまったりする。睡眠の深さは本人ではなんとも判定しづらい話だが、ドリエルやネルノダのほうが効果が高いのかもしれない。
 私個人的なお気に入り、おすすめはネナイト。とにかく入眠までが早い。すぐに眠れるので、いい商品。夜中に目を覚ますのは、私だけかもしれない。

 そうそう、これらのレビューはかなり個人的な印象だ。人によって効果や感じ方はまるっきり違うはず。「ドリエルは1錠で充分だった」というのは私の場合は、ということ。2錠飲まないと効果が出ない、という人はいるでしょう。どれだけの効果があるのかは、自分の体で試してみるのが手っ取り早く確実だ。

 市販の睡眠薬、睡眠サプリを試してみて……直後にわかったことだが、翌日のパフォーマンスがまるっきり違う。体の動きがいいし、頭もはっきりしている。これまでは体も頭もぼんやりしていて、欠伸をするたびに意識が飛ぶ……という感じだったが、きちんと睡眠を取るといろんなものがすっきりした。気分がいい。
 そういう体調のいい日というのはこれまでは月に1度か2度くらいはあったのだが、睡眠薬を飲んでから、「月に一度」が週1度か2度くらいまで増えた。じゃあ今までいったいどれくらい寝てなかったのやら……。
 私にとって「8時間の睡眠」は「布団に入っている時間が8時間」であって、「実際に眠っているのは3時間くらい」で残りの時間はひたすら「あー眠れない眠れない」と念じるだけの時間だった。夜中に時計を見ると余計しんどいだけだから見ないが、実際にはほとんど寝ていなかったのだろう。このつらさがわかるのは、私と同じ不眠症ガチ勢だけしかいないというのがしんどいところ。普通に眠れる人々にとっては「それの何がつらいの?」というしかないわけだから。


 本当は言うと、起きた後もまだ完全にすっきりというわけにはいかないし、欠伸をして意識が飛ぶということはまだわりと頻繁にある。「本当にすっきり目が覚めた状態」になれるのはまだ週に1~2度くらい。薬を使って眠れるようになったとはいえ、根本の問題が解決したわけじゃないっぽい。あの下痢と腹痛が来たら、やっぱり眠れなくなるわけだし。私の睡眠は深くはないらしい。
 しかしこんなにきちんと眠れるなら、もっと早くこの手の薬に手を出せばよかった。今まで何で手を出してこなかったんだろう……(今回買ったのも、真夜中に衝動的にだったしね。ああいう切っ掛けがないと買わなかった)。これからはいろんな薬やサプリを試して、自分に合ったものを見つけたいと思う。


とらつぐみのnoteはすべて無料で公開しています。 しかし活動を続けていくためには皆様の支援が必要です。どうか支援をお願いします。