人間が生き物であり哺乳類であることを社会は否定できるのか?

生き物の雌雄は生殖機能を含む身体的特徴の区別によってのみ存在するんだから、まだ全ての人が完全な人造身体で生活できているわけでもないのに人間だけ生物の1つの区分である哺乳類から外れているかのようなことを言うのは事実誤認か事実否定でしかない。

科学である進化を否定するのは宗教だ。宗教が悪いとは言わないが、迷信で法律が作られるようでは困る。そもそもそんなことできるのは既に権力を持っている人間しかいない。

現実逃避的思考は差別と迫害を生む。魔女狩りとか優性思想とか。

現在ではまだ雄の精子と雌の卵子を結合させて雌の子宮で育てる以外に人間が新しく生まれてくる方法は存在せず、望む望まないに関わらず今存在している人間は全て同様の方法によってのみ存在できているはずなのだが、自分が存在していることすらも否定するのだろうか。雌雄の別がなければキャベツ畑もコウノトリもいない。彼らは彼らの存在を肯定するためにどのような「雌雄の別の介在しない人間誕生譚」をでっち上げるつもりなのだろう。

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