スピッツ有明サンセット2022 9月29日(その3) エレファントカシマシ
3番手がエレファントカシマシ。
有明サンセットの発売時点では、エレカシの出演はまだ公表されていなかった。28日か29日かどちらを選ぶかという時点では、まあ、優里さんのドライフラワーって聞いてみたいな、ぐらいの気持ちだった。
チケットが確保できた段階でもまだ不明だったはず。その後、「エレファントカシマシ」だと分かったときは歓喜した。おお!エレカシの生演奏を見られるとは!って。
セットリストは
1.地元のダンナ
2.デーデ
3.星の砂
4.珍奇男
5.RAINBOW
6.悲しみの果て
7.so many peaple
なんと言っても、エレカシは宮本浩次さん。この声は、ドラムにも、ギターにも、ベースにも全く負けないね。声という楽器が最強なバンドだと思い知らされた。
目の前から、消防用のホースですごい勢いの水をぶっかけられているようなイメージかしら。その水の勢いこそが、宮本さんの声ね。パフォーマンスも含めて、会場を圧倒する絶対的な力を誇っている。
ああ、「悲しみの果て」はないのかなあ、と思ったところから「会場のみんなのために、心を込めて歌います」と言って絶唱し始めた。
死ぬまでにこの曲を生で聴いて、パフォーマンスを見られて、本当に運がよかった。
一生の宝だ。
エレカシは、スピッツのカバーはしなかった。
エレカシが歌うとしたら、何がいいだろう・・・。勝手に妄想してみる。
「名前をつけてやる」とか「おっぱい」とか。逆に「楓」や「春の歌」とか・・・。
「悲しみの果てに 何があるかなんて 俺は知らない 見たこともない ただ あなたの顔が 浮かんで消えるだろう」
「悲しみの果ては 素晴らしい日々を 送っていこうぜ」
ああ、いい時間だった。
その4へ続く
2022年10月4日 トラジロウ
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