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寺田和代「本と歩くアラ還ヨーロッパひとり旅」

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"海外ひとり旅=若者”イメージをくつがえし、年齢や経験を重ねてこその旅の味わいをつづった大人のひとり旅ガイド『ソリスト』。 その著者で"アラ還の旅人"、寺田和代さん(ライター・編…
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#アイルランド

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」総目次!

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寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(0)

アイルランド篇(0) 旅のはじまり  欧州ひとり旅に取り憑かれて4半世紀を超える。始まりは30…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(1)

←(0)旅のはじまり からのつづき アイルランド篇  ――(1)旅先から再び人生が始まる高…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(2)

←(1)旅先から再び人生が始まる高揚感 からのつづき アイルランド篇 ―― (2)リムリッ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(3)

←(2)リムリック出身作家の『アンジェラの灰』に出合う からのつづき アイルランド篇―― …

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(4)

←(3)はるばる来たよ、アラン島を望む断崖へ からのつづき アイルランド篇――(4)地底か…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(5)

←(4)地底から、海から、妖精の声が響く からのつづき アイルランド篇―― (5)世界中どの街も黄昏の美しさは格別 夕方5時、リムリックへの帰路が渋滞で到着が1時間も遅れ、慌てて宿に荷物をとりに戻る。 南部の街コーク行き最終便5時半発のバスに乗らなきゃ! 生来の小心者の上、BBA(樋口恵子さんの造語“BB=ばあさん”の応用形“ばばあ”の略語、以下同)特有の“若者への甘え”まで加わって、相手の都合も顧みずフロントの若い女性に焦りと不安をぶつけてしまった。 コーク行きバス

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(6)

←(5)世界中どの街も黄昏の美しさは格別 からのつづき アイルランド篇―― (6)タイタニ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(7)

←(6)タイタニック最後の寄港地を歩く からのつづき アイルランド篇―― (7)イングリッ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(8)

←(7)イングリッシュ・マーケット からのつづき アイルランド篇―― (8)ダブリンに歓迎…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(9)

←(8)ダブリンに歓迎された2つのささやかなできごと からのつづき アイルランド篇―― (…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(10…

←(9)多様性尊重のハートにふれる からのつづき アイルランド篇―― (10)世界で最も美し…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(11…

←(10)世界で最も美しいとされる本と図書館(上) からのつづき アイルランド篇―― (11…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(12)

←(11)世界で最も美しいとされる本と図書館(下) からのつづき アイルランド篇―― (12)公共交通乗り放題カードで気の向くまままに それから3日間は、観光に追われる旅行者ではなくハーヴェイ家の下宿人のような気分でのんびりダブリン滞在を楽しんだ。 朝、ベッド脇の窓から雨が見えたら、午前中は部屋でゴロゴロしながら読書する。1日にすべての空模様があるほどダブリンの天気は頻繁に変わり、朝降っていても1日中続くことはない。お腹がすいたら出かけ、良さそうな店を見つけてランチを食