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寺田和代「本と歩くアラ還ヨーロッパひとり旅」

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"海外ひとり旅=若者”イメージをくつがえし、年齢や経験を重ねてこその旅の味わいをつづった大人のひとり旅ガイド『ソリスト』。 その著者で"アラ還の旅人"、寺田和代さん(ライター・編…
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2023年6月の記事一覧

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(0)

アイルランド篇(0) 旅のはじまり  欧州ひとり旅に取り憑かれて4半世紀を超える。始まりは30…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(1)

←(0)旅のはじまり からのつづき アイルランド篇  ――(1)旅先から再び人生が始まる高…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(2)

←(1)旅先から再び人生が始まる高揚感 からのつづき アイルランド篇 ―― (2)リムリッ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(3)

←(2)リムリック出身作家の『アンジェラの灰』に出合う からのつづき アイルランド篇―― …

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(4)

←(3)はるばる来たよ、アラン島を望む断崖へ からのつづき アイルランド篇――(4)地底か…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(5)

←(4)地底から、海から、妖精の声が響く からのつづき アイルランド篇―― (5)世界中ど…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(6)

←(5)世界中どの街も黄昏の美しさは格別 からのつづき アイルランド篇―― (6)タイタニック最後の寄港地を歩く 翌朝、窓を打つ強い雨音で目が覚める。 どこを歩こうかと地図をつらつら眺めるうちに、海岸沿いのコーヴという街に目が留まる。かつてこの国から欧州各地や北米に移民した人々の国内最大の出航地で、タイタニック号の最後の寄港地としても知られるとある。ここにしよう。 昨日降りたバスターミナルからバス約30分。 コーヴ中心街には直接降り立てず、最も近いバス停から海に向かって

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(7)

←(6)タイタニック最後の寄港地を歩く からのつづき アイルランド篇―― (7)イングリッ…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(8)

←(7)イングリッシュ・マーケット からのつづき アイルランド篇―― (8)ダブリンに歓迎…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(9)

←(8)ダブリンに歓迎された2つのささやかなできごと からのつづき アイルランド篇―― (…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(10…

←(9)多様性尊重のハートにふれる からのつづき アイルランド篇―― (10)世界で最も美し…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(11…

←(10)世界で最も美しいとされる本と図書館(上) からのつづき アイルランド篇―― (11…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(12…

←(11)世界で最も美しいとされる本と図書館(下) からのつづき アイルランド篇―― (12…

寺田和代「本と歩く アラ還ヨーロッパひとり旅」 第1回 アイルランド篇 ――(13)

←(12)公共交通乗り放題カードで気の向くまままに からのつづき アイルランド篇―― (13)街との再会。あるだろうか残り人生に(上) ダブリン最後の日は、つい“追い込み”のような気持ちで朝からクライスト・チャーチ大聖堂、ダブリン城など観光の王道コースを足早に巡ったものの、案の定、人混み疲れ。 時間と体力に限りあるアラ還ひとり旅、一般向け観光マップは脇に置き、本当に行きたい場所を選ばなきゃ、だわ。 いったん宿に戻って気持ちを立て直し、近くて手軽、とハーヴェイが教えてくれ