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トラヤヌス【小説】

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#ガッカリ

僕とサンタの想い出

僕とサンタの想い出

僕がサンタの存在を知ったのは、おそらく幼稚園児の時分だっただろう。そこのクリスマス会でサンタを知った。
幼稚園の制服を脱いで、3年がたったクリスマスの日の頃。家に従兄弟(いとこ)が来てた。この従兄弟が後に問題を起こし、僕の家に多大な影響を与える。以降は、その日の家の様子である。

僕「ただいま!」

家族「おかえり」

従兄弟「おっトラやん!元気?」

僕「うん元気だよ」

(従兄弟は僕には兄貴

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フィクション

フィクション

僕は、祖母と父親を殺した。
彼らの顔がとても可愛かった。
僕が、包丁を持って切りつけようとした時、家族は、僕の言いなりになった。僕は、味わったことの無いスリルを感じた。祖母は、ブツ切りにして、生ゴミに出した。家族は酷く脅えて、僕を恨めしそうな顔で見てきた。

 大っ嫌いなふたりが消えて、少しほっとした。
祖父は、山に置いてきた。どこの山か忘れたけど。
ちゃんと置いてきた。

僕は、彼らを殺したあと

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