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#18 情報より知識を深めよう

皆さんこんにちは

2023年は風の時代と言われて、もう8ヶ月もたちましたね。

通信業界では7月にOCNがドコモに吸収されたりと時代の変化の速さが予想以上で驚いております。


そんな風の時代の中で、情報に翻弄されず的確な選択肢をとっていけたらいいですよね。

その為には知識がとても重要となります。

なぜだかわかりますでしょうか?


時代や物事は常に同じような事が起こりながら螺旋状に少しずつ進化しています。(図1)

図1:時代の流れ

このように横にして下から見ると、同じことが起こっているように感じますが、縦にして正面から見ると似たような事でも、違う現象が起こっているのです。

ですので知識があると、情報が入って来たときに気付きが生れます。

それが「知恵」というものです。


ところがほとんど人は知識と情報を同一視してしまっています。

知識と情報の違いはなんでしょうか?

・知識はなかなか変わらないもの。
・情報は風化していくもの。

です。

最近は時代の流れが速いのもあり、手っ取り早く成果を上げられる本などが数多く出ていますが、そのほとんどは風化が速い「情報」に分類される本になってしまっています。

いくら本を読んでも、それらばかりでは時代遅れになってしまいます。


じゃあどうしたら知識を深められるのか?

・人の話を聞く
・勉強していない学問を学ぶ
・時代背景を知れる本を読む
・昔の人がどんな環境で何を考えて行動してたのかを調べる

などがあげられます。

それぞれに学べる事があり

「人の話を聞く」のは単純にその人の知識を分け与えてもらえます。

「勉強していない学問を学ぶ」は基礎知識量を増やせますし、

「時代背景を知れる本を読む」のは過去に似たような事が無かったか知る事ができます。

「昔の人がどんな環境で何を考えて行動してたのかを調べる」のは、上記と繋がりますが、人の考え方の傾向を知る事ができます。


このように知識を深めていけば、情報に翻弄されることなく、的確な選択肢をとっていけるようになりますので、是非出来るアクションから試してみて下さい。


それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。


おまけ

例えば、皆さん「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画をご存じでしょうか?

若い方だと知らない人も出てくるかもしれません。

面白いので是非全シリーズ鑑賞してみて下さい。

その作品のパート3でタネンという悪党がなぜヒルバレーという警備隊がいる街なのに逮捕されないでいたのか説明できる人はいるでしょうか?

あの映画の時代背景の設定はよく練られていまして。

ヒルバレーという街は銀行があり鉄道も通っています。さらに裁判所も建設中というかなりの大都市なのですが、あの時代は街が発展するとその街を燃やしてしまおうと嫉妬した他の街の連中が攻めてきたりします。

ですが、人数の少ない警備隊だけでは対処できないので少々厄介な悪党をのさぼらせても恐怖で街を守ろうという根端があったわけです。


このように、人が足りない、街を守りたいと思ったときに何を考えるか、どんな利益を優先するかなどを知る事ができます。


本だけでなく映画などからも知識を得ることができます。

もちろん、時代背景を知ろうとすればですが・・・

丁度作品を観なおしていたので、熱く語ってしまいました。

それではこれで失礼致します。




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