【本紹介】小説を読む習慣つけたいときにオススメ
以前記事で書いたように、小説を読む習慣を身につけたくて久しぶりに読んだ。
学生時代ずっと好きで読んでいたのに、大人になってから読むと、途中で挫折してしまった。
だから、次こそは途中で読むのをやめないために、3冊目までは続きが気になるミステリーにしようと、記念すべき1冊目の本はかなり調べた。
やっぱり有名な人の本を読むのが1番かなと思い、東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」にした。
ミステリーだけど、人が殺されないとのこと。映画にもなっていたし、私はそのストーリーを知らないし、これにしようと、初っ端から少し厚さのある本に。
毎日一章ずつ読み、5日で読みきった。
そう、読み切れたのだ!!
一言で言うと、とても面白かった。
一章ずつ読んでいたのだけど、章によって視点が変わり、そのストーリーの中でひとつひとつ繋がっていく。
最後の章を読んだ時、思わず「あー!!」と叫んだくらい。なるほどって思った。
もともと調べてたときの読者の感想でそういう内容があったけれど、本当にそのまま。
ナミヤ雑貨店というお店に相談すると手紙でアドバイスがもらえる。
相談者と、回答者と、関わる人たちのストーリー。
時空を超えている内容はSFだけれど、タイムリープするのは手紙だけ。
読み終わったときにとてもほっこりした。私の過去の記憶では、東野圭吾さんの作品は人が死ぬミステリーが多かったから、予想外だった。
(まあ記憶力が悪いので今まで見た本すべて覚えていないのだけれど…。)
結ばれなかったけど、結ばれたラブストーリーを感じた。
その後気になってNetflixで実写版を軽く見たけれど、原作と違う!!!!!
私は実写版は最初のところしか見てないけれど、最初から相談者が違ったので、ぜひ原作を見てほしいな。きっと実写も良いのかもしれないけれど、どの章に出てくる人もどこかの章で出てくる繋がりがとても面白かったので、実写でいなかった人がいたのは少し悲しかった。
続きが気になるから最後まで読める、という点で小説を読む習慣つけたい人にオススメ!
好みの内容にもよるかもしれないけれど、続きがかになるから途中で挫折しにくいし、読み終わったときの達成感やモヤモヤしないほっこりした気持ちとか、別のミステリーも読みたいなと2冊目に手を伸ばしたくなる。
そんな本でした。
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