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6/24週のゆる〜く気になる記事 まとめ

今週は、株主総会もありましたので、株式関連の記事が多くみられました。
また、EVの動向が若干変わってくる可能性が感じられるような記事もありました。欧州の方針と米大統領選が密接に絡んできそうです。

その大統領選のテレビ討論会が開催され、日経新聞でも多くの誌面をこの討論会に費やしています。

❶ 賃金、景気、為替

6/25 景気「拡大」5割、物価高重荷
6/26 最低賃金「50円上げ」議論
6/26 国際的にはなお低く 30年代1500円目標
6/29 日本の購買力1/3に、世帯負担年9万円増
6/29 トヨタ、週休3日可能に

今週記事を投稿しましたが、物価高も進行し、実質賃金としては生活に賃金上昇が実感出来ていません。まだまだ、円安も継続しそうですので、状況はあまり変化無いのかもしれません。

また、トヨタの週休3日制の実施の記事がありました。欧州のように稼働時間を減らしながら同じ給与という実質賃金アップではなく、週40時間は変えない運用のようです。まずは変化していく事は評価できると思いますが、やはり実質賃金アップが望まれます。関連記事を過去に投稿していますので、「こちら」からご覧ください。

以下は、賃上げ関連の過去投稿になります。


❷ 株式、株主総会、為替

6/26 日経平均3万9000円回復
6/27 円下落、160円台後半
6/27 物言う株主、中堅証券に圧力
6/27 「PBR総会」主役は個人
6/28 1ドル160円台、介入効果消失
6/28 株主 経営陣に厳しい目
6/28 トヨタグループ政策株縮減
6/28 「円安銘柄」にも売り 為替介入警戒
6/28 日本株5週連続売り越し
6/29 高額株の分割 8割増
6/29 日経42種 半年ぶり低下 中国景気影響
6/29 中国投資家、視線は日本株
6/29 株主総会前の有報開示を
6/29 日経平均6月 1095円高(2.8%)
6/30 日本株、勢いに陰り

株主総会の集中日が、6/27だった事もあり総会関連の記事も目立ちました。政策保有株式の削減も進む一方、政府の為替介入を警戒した日本株の売り越しも続いていますし、これが海外投資家からの日本株の勢いに陰りが出てくる要因にもなっています。

❸ EV

6/24 BMW 国内全店で急速充電
6/25 2023年 世界の1台当たり利益額
6/26 BYD、日本でセダンEV
6/26 日産、中国合弁先EV生産
6/27 米EV減速 再編の引き金
6/27 EUのEV促進に逆風か 反ESG政治勢力拡大

たった1年前は、「数十年もしたら世界の車は全てEVになる」という勢いでしたが、EVの環境負荷への疑問やバッテリーなどの産廃懸念、米大統領選の行方などで、世相が変化してきています。
この不透明な状況は、まだしばらく続くものと思います。
個人的には、ガソリンをばら撒いて走るスポーツカー世代なので、EV一択は寂しい限りです。

ちなみに若かりし頃はこんなクルマに乗っていました。リッター6-8kmくらいだったかな?

80スープラ

❹ 環境、エネルギー

6/27 再エネ捨てずに水素転換
6/29 電力市場、外資が変革
6/29 NY原油、2ヶ月ぶり高値
6/30 グリーン製品調達 要件に
6/30 温暖化ガス 止まらぬ排出増

エネルギー政策は日本では非常に重要な課題です。原油もイスラエルとレバノンの全面的な戦闘に突入する警戒感から高値をつけています。引き続きウォッチしていきたいと思います。

❺ 生成AI、半導体

6/26 生成AIブーム余波拡大
6/26 半導体検査装置 生成AI向けで需要
6/28 半導体規制、日米すれ違い
6/29 生成AI寡占警戒強まる

半導体はこの先増加、増産されるのは間違いなく、半導体販売のみならず、半導体製造装置の企業、また検査装置など広いサプライチェーンで経済が活性化していく事が予想されます

一方、工場の拡大や生産に費やされるエネルギー消費問題など、環境問題も表裏一体と言われています。まずは、景気拡大を望みますが、並行した環境への取り組みも必須です。

❻ その他

6/24 第二部 高校生向け特別版
6/29 航空2社、カスハラ指針


今週、日経新聞の第二部を珍しく読みました。記事は高校生向け(一部広告)でしたが、今課題となっているエネルギー問題や半導体・量子技術・生成AIなど大人でも「なるほど」と勉強になる特集でした

ゆるい小話でした。

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