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6/1のゆる〜く気になる記事 割安株 目標の本気度が左右

6/1の日経新聞の記事からです。スクランブルというコラムからですが、勉強になる内容ですので、ぜひ新聞をお読みください。

バリュー(割安)株の優勢が続いていますが、理由は足元の金利上昇に加え、東証の求める「資本コストを意識した経営」の浸透という解釈が一般的だそうです。

金利が上がるとグロース株は売られて、バリュー株が相対的に買われやすくなりますが、日本のバリュー優位は際立っています

これは、昨年東証が「資本コストや株価を意識した経営」を要請した事が原動力である事は疑いがないと書いてありますが、各企業が開示をしただけで株価が左右される時期は過ぎており、経営者は成長と配分などの複数の経営目標を不整合無く説明しなければなりません

PBR1倍を下回る企業の経営計画やレポートなどを分析した結果、企業は複数の経営指標を目標と掲げています。成長と株主配分、資本のあり方を漏れなくカバーしている、言い換えるとROE(自己資本利益率)を高めるために分母(自己資本)を減らし、分子(利益)を増やす両方に目配りをする、ROIC経営や負債と成長のストーリーと経営目標への盛り込み、自己株買い、株主資本配当率(DOE)など、企業が成長と資本効率を両立する具体的な戦略を練り、実現することが求められています

皆様の会社の経営者は、こういった複数の経営目標を構築し、市場に説明出来ているのか、ちょっと確認してみると良いと思います。

弊社も配当性向に加えDOEも還元の指標の一つとして追加になってます。投資家さんも理解はしてくれていますが、どれだけインパクトがあるのかは、よくわかりませんが。。。

ゆるい小話でした。

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