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古豪復活、甦るオワコン

タイトルは、そのまま日経新聞の表題です。日経新聞は、最近ドラマチックなタイトル多いですよね。7/7の記事からになります。

内容は、ゆる〜くどころか、どの会社にも可能性があり、また持続的成長を行い、儲かり続ける企業でいる為に重要な内容となります。

記事は、いわゆる「オワコン」となる事業を、記事に紹介されている企業がいかに変革し、進化をしたのかを解説しています。そういった古豪の創業100年を超える主要企業の株価は10年間で2.6倍となっているそうです。やはり、長く生き残る企業は力があるという事なのでしょう。

船舶のエンジンを作るジャパンエンジンは、「逆転の脱炭素」船としてAIでも無く、半導体でも無く、アンモニアを燃料とする脱炭素エンジンの試運転に世界で初めて成功したそうです。その結果、2023年の株価上昇率は5.8倍となり3900社ある上場企業で1番となりました。

大きな事業構造改革を推進した企業として有名なのは、富士フイルムです。主要事業である写真フィルムがデジタルカメラの普及で吹き飛びました。ディスプレー用の素材や医療向けを育て、売上の過半が両事業となりました。また、TDKも1980年代はテープ(私の世代はカセットテープと言えばTDKでした。懐かしい)2000年代はハードディスク、2010年代はリチウムイオン電池と稼ぎ頭を変えていくことでトップの座を守り続けています。

同ページのコラムで、早稲田大学の教授が「変革は経営者の意識から」と仰っています。サラリーマン社長の多い大企業トップは会社の変革に本気になりにくいとの事です。若手や異端の社員の能力を活かすべき、と結んでいますが、そういう時代がすぐにでも来るような気がします。

写真は少し古いのですが、シンウルトラマンです。古豪復活ですね!オワコンでは決してありません、人気です!

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