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日本人は1日何歩、歩く歩かないことの危険性

日本人の平均歩数と歩かないことの危険性

時間がないは言い訳

現代の忙しさや面倒さから、多くの人々が運動をおろそかにしがちです。しかし、動かない生活がどれほど健康に悪影響を及ぼすか、考えたことはありますか?実際に、日本人の1日の平均歩数は男性が8,202歩、女性が7,282歩ですが、1万歩以上歩いている人は男性でわずか29.2%、女性で21.8%に過ぎません(平成9年度国民栄養調査)。

順天堂大学大学院の田村好史准教授は、「動かない生活や体力の低下は、メタボだけでなく、死亡率や認知症にも関わります。そのリスクは40代から進行しています」と警鐘を鳴らしています。

テレワークで増える「座り時間」とそのリスク

特にテレワークが普及した現在、一日中まったく動かないという状況が増えています。これは非常に危険です。座り時間が長いと死亡率が高くなることが、約100万人を対象にした13の研究で明らかにされています。座り時間が長くなり、身体活動量が少なくなるほど死亡率が高くなるのです。

シニア世代における新たなリスク

田村准教授は、「新型コロナによる健康二次被害がシニア世代で顕著です」と語ります。感染を恐れて外に出ない人が増え、活動量が大幅に減少しています。健康な高齢者が2週間あまり動かない生活を送ると、脚の筋肉量が3.9%減少するという報告もあります。これにより、筋力が低下し、健康リスクが急増します。

若い世代にも影響

もちろん、これはシニア世代だけの問題ではありません。リモートワークの普及により、働き盛りの人々にも影響が出ています。長時間の座り仕事は、身体活動量を減少させ、健康リスクを高めます。

最後に

「歩かないこと、運動しないこと」は、言い訳に過ぎません。私たちの健康を守るためには、日常生活に運動を取り入れることが不可欠です。たとえ忙しくても、少しの工夫で歩数を増やし、体を動かすことができます。健康を維持し、未来の自分を守るために、今すぐ行動を起こしましょう。

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