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ジャンルって難しい……。♪

 Twitterで偶々カードゲームの話をしてた時にリプ&ご意見いただいた人のおかげで気がつく事が出来た。そんな話。

カードゲーム03

 この記事のツイは下記のココから始まった。

A「とぉ~くさんカードゲームとか遊ぶんですか?」

オレ「一応」

A「わー!! MtG?ヴァンガード?遊戯王?ポケモン?」

オレ「ニムトとか、ボーナンザとか、コロレットとか、ククとか……」

A「………」

カードゲームも幅が広いよなぁ…

 念のため。一応? 当時のツイート画像も……。

ツイート

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■カードゲーム界広いなぁ…
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 「ラブレター」「6ニムト」「ボーナンザ」「コロレット」「クク」「トランプ」「UNO」「マジック・ザ・ギャザリング」「ヴァンガード」「ポケモンカードゲーム」「SDガンダムカードダス」等など……。

カードゲーム01

 どれもカードゲームだけども……カードゲーム界が広いなぁ~と思う一方で、何となく“仲間”と“そうでないモノ”があるようなないような感覚があった。

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(a)「マジック・ザ・ギャザリング」「ヴァンガード」「ポケモンカードゲーム」「リーフファイト」

(b)「ラブレター」「6ニムト」「ボーナンザ」「コロレット」「ハゲタカのえじき」「ブクブク」等など……

(c)「クク」「トランプ」

(d)「UNO」「アミーゴ」

(e)「SDガンダムカードダス」

 上記、a~eに感覚的にワケたダケで深い意味はない。aはTCG。eはトレーディングカード。cは海外のプレイング・カード。bは専用カードゲーム(日本語wikiの表現に倣うと)。dはわからない。自分の感覚ではパーティゲームだが、これは主観が入ってたり刷り込みが入ってるかも。

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■構造的な存在として。ジャンルの中のジャンル。サブジャンル。
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 言われれば当たり前だろうけども「スポーツ」の中には「陸上競技」「水泳」「球技」がある。その「球技」の中には「野球」「サッカー」「テニス」がある。

カード02

 「カードゲーム」も様々あるのだろうなと……。

 「カードゲーム」自身にも「トレーディングカードゲーム(TCG)」「プレイングカード(トランプ)」「トレーディングカード」「専用カードゲーム」等のジャンルに分けられる(日本語版wiki的に…)。一方、「遊び方」によって、英語版wikiを見ると分類化は多数存在するようだ。

 その「カードゲーム」もまたサブジャンルに属する。カードゲームは、「屋内ゲーム」の中の一つに「テーブルゲーム」があり、「テーブルゲーム」の中に「ボードゲーム」「カードゲーム」「TRPG」の中にある一つとなる。

 もちろん「屋内」もまたサブジャンルで、「屋内ゲーム」「屋外ゲーム」は「ゲーム」のサブジャンルで、「ゲーム」は「遊び」のサブジャンルとなるのだろう。一方で、全てが全て、必ず物事(ジャンル)は階層構造になっているのかと言われるとそんな事はない(下図はテキトー階層画像で深い意味はない)

植物分類

 例えば「パーティゲーム」「罰ゲーム」というのは、どの階層でもありえる存在だと思う。「パーティゲーム」としての「カードゲーム」も十分あり得るし、「屋内ゲーム」の下層でなければならないとか「テーブルゲーム」の下層でなければならない…とは限らない。

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■ジャンルとは何か?
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 端的には「分類」で、日本語版wikiの文章量が少なかったので英語版wikiも記載した。とはいえ…あまり今回については利用価値は少ないかも。

 端的に言えば、ジャンルとは分類ではあるケドも、“ゲーム”に絞って言えば「ジャンル」とは「楽しみ方・嗜好傾向」を指す。

 何故、世の中で「ジャンル」を表明するのかと言えば、遊びの「タイトル(題名)」だけで概要を理解出来れば素晴らしいが、残念ながらそんな事は難しい。だから「ジャンル名」を手がかりに「楽しみ方・嗜好傾向」を知る。言い方を変えれば、「ユーザーが、どう楽しむのか理解を促す為の分類」と言える(下図はテキトージャンル画像で深い意味はない)。

ジャンル

 ジャンルを知る事でユーザーにとっては「期待」や「購買動機」にも繋がる。もしくは好きなジャンルでなければ「心の準備」が出来るとも言える。

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 一方、「ジャンル」は分類によるヒントに留まらない。
 「楽しみ方・嗜好傾向」という表現は、つまり「楽しさのポテンシャル」が秘めていて、各ジャンルにあるそれぞれの「楽しさ・面白さ」を追加する事が出来るとも言える。

 先の「カードゲーム」には複数のジャンルが構造的に入っている…その各ジャンルには全てそれぞれ「楽しさ・面白さ」のポテンシャルが眠っているとと考えると、それらを抽出・利用する事によって、より一層「楽しい・面白い」娯楽を提供する事が出来るのかもしれない。この観点はプレイヤーというよりはクリエイター的ではあるんだけども…

画像7

 TRPGの観点でいえば、GMやシナリオ製作者はクリエイターとかゲームデザイナー、レベルデザイナーと言えなくもないので、その観点で考察を進めるのも面白いかもしれない。

 そういうゲーム的な面白さについては下記の記事に記載している。ただしTRPGではなくデジタル系のゲーム関連の記事になっている。

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■まとめ・所感
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 まだまだ全然考察途中の話だ。更に、これはTRPGだけに限った話でも、カードゲームに限った話しでも、デジタルゲームに限った話しでもないだろうと思う。風呂敷を広げておいてなんだが、まだまだ全然わかってない。

 ただゲームに限れば、「ジャンル」を用いる「分類・ヒント」と「楽しみ方・嗜好傾向」はきっと様々なポテンシャルを秘めてるんだろうと思う……。




おわり。


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