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ヨーロッパ 旅 ⑨ クロアチア , スロベニア

■始めに

僕は今回105日間、41カ国ヨーロッパ一人旅をしてきた。
詳細は以下の記事。

帰国して思ったのはこのまま自分の記憶のまま終わるのもいいが、時日が経つと薄れてしまうもの。なら紀行文でも書こうかと。またせっかくなら誰かの参考になれたら僕自身も嬉しいのでこのnoteにつらつらと記していこうと思う。
文章が稚拙でかつ平坦なのはご愛嬌でよろしくお願いします。

■これまでの記事

①1日目〜4日目
成田→シンガポール→アテネ(ギリシャ)編はこちらから。

②5,6日目
ティラナ(アルバニア)編はこちら。

③7~9日目
オフリド(北マケドニア)→スコピエ(北マケドニア)編はこちら

④10~12日目
ソフィア(ブルガリア)編はこちら

⑤13~15日目
ソフィア(ブルガリア)→ブラショフ(ルーマニア)→
ティミショアラ(ルーマニア)→ベオグラード(セルビア)編
はこちら

⑥16,17日目
ベオグラード(セルビア)編はこちら

⑦18〜20日目
コソボ編はこちら。

⑧21~24日目
モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ編はこちら。


■⑨ヨーロッパ旅 25~27日目

日時:2022年11月17日~11月19日
場所:ザグレブ(クロアチア)→リュブリャナ(スロベニア)

クロアチア
スロベニア

■11月17日(木)

ザグレブ(クロアチア)
~渡航25日目~

●記録

ボスニア・ヘルツェゴビナからクロアチアへ入る場合は国境のチェックがある。22時ごろに出発したバス真夜中国境のところで降ろされる。バスから降ろされ、とても眠い中、そして寒い中並び一人ずつチェックだ。僕の番になり見せると怪訝そうな顔をされる。
それもそう。ギリシャから色々な国をまたいだスタンプがある上にボスニアからバスで来る日本人などそうそういないからだ。
また君の帰りのチケット見せてと言われても持ってない。10分ほど要された。僕が終わるまで皆バスに戻れなく、イライラが伝わってくる。
だから色々と自分のことを言ったらしゃあないみたいな顔されて通された。結局は口で渡れちゃうのかと思った。
その後バスに戻り四時間位仮眠を取った後であろう、朝7時になる前くらいにガタガタし始める。クロアチアの首都ザグレブについた。朝7時でキリがすごかった。

全然寝れなくてすんごい目覚めの悪い1日の始まりだった。外出たらすげえ寒いし。ただありがたいのはクロアチアはEU。なのでここからSIMカードが使えネットワークが使えるようになった。とりあえず中心を目指しそこら辺にあるホステルに泊まることに決めた。
バス停から中心まで30分くらい歩くとそこには想像するヨーロッパの景色が広がる。クロアチアはオスマン帝国の支配されなかった場所らしく、人々の顔もイメージするような白人が多い。旅をして大陸を動いている感じがあり嬉しかった。で、中心近くで評価高いホステルを予約。

チェックインは14時だが眠いのと荷物おきたいのでとりあえずホステルに行った。チェックインはできないものの荷物を置けたのとシェアルームがオープンだったのでそこで少し休憩することにした。
朝8時ごろ。流石に眠かったので仮眠を少しした。9時ごろになり人がちょこちょこシェアルームに来る。朝ごはんを食べたりコーヒーを飲んでいたり。僕もお腹減った。今日1日のプランをなんとなく考えてで動き出そうとプランを考えていたら見たことのある顔の人がこの部屋に入ってきた。二つ前に滞在したモステルで同じゲストハウスで一緒にごはんを食べたオランダの女性だった。話しかけた。もちろん覚えてくれていておおっとなった。ただ顔の疲れがあったので聞いてみると赤い斑点がたくさん首についていた。寝ていた時に虫にやられた、とのこと。すごい痛いらしい。これはバックパッカーの天敵の南京虫だった。清潔でないベッドマットに潜む害虫で刺されるとヒリヒリとするらしい。かわいそうだった。

でまた会おうってことで僕はホステルに書いてあったフリーシティツアーに参加することにした。30人ほど集まっており、色々と中心地を回る。ネクタイの発祥の場所だったり大砲の場所だったり。途中お腹減ったので友人のおすすめのケバブピザ食べてツアー回った。


誰かとあって街を探検したかったのでカウチサーフィンで探したらフィンランド人が空いてるとのこと。カフェであった。ザグレブには初めてきたとのこと。彼はここ行きたい!のようなものが何もないのと君に任せるよみたいな感じだったのでお腹がまだ減っていたので一緒にレストラン行った。

僕はザグレブ名物のカツレツを注文した。きたときはその大きさにびっくりしたが味もまた驚き。全く日本のカツレツと変わらない。なんなら日本のカツレツの方が美味しい笑。日本の食文化にまた関心してしまった。

フィンランド人の人とはカフェの時からそうだったがなんだか話をしても全く盛り上がらなくてごはん食べてから解散した。これからフィンランドも行くということもありかつヨーロッパの人だから色々と質問をしても知らない、調べてみて。みたいな感じだったので僕も難しい時間だった。
でホステル戻ってチェックイン
部屋には僕より若そうな男性と女性がいた。話しをした。彼ら同士も一人でバックパッカーで来てるらしくたまたま二人ともブラジル出身の人だった。すごいいい人たちだった。彼らはまたたまたま明日フライトで帰るから今日はホステルでゆっくりのスタイルだった。

だから僕はモステルで出会ったオランダ人の友達二人と夜ごはん食べることにした。ホステルはレストランもバーも付属のホステルでバーで集合しレストランに行った。彼らはラーメンを食べたいと言いラーメンを食べに行った。僕は海外に行ったら基本的にその土地のものを食べる。日本食を食べることなどそうそうない。だからこそ海外、ヨーロッパ、クロアチアのラーメン初体験であり、また興味深かった。
店員に「俺は日本人だ。ラーメンめっちゃ食べてる。味をジャッジするね!」というと箸を取り上げられた。ラーメンは豚骨のを頼んだ。
来てもうすぐにわかる。オランダ人が頼んだのは日本では見ない着色料入りの緑緑している海藻が入っていた。僕のラーメンも見た目からして少し違う。メンマが変。スープを啜ってみると豚骨っぽい味はあるものの、お湯に近いあっさりとした味。美味しいとは言えない。麺を食べてみるとぬちゃぬちゃ。酷かった。これなのに並んでいるし人気店であるし、ラーメン一杯千五百円ほどする。ぜひ日本に来てラーメンを食べてもらいたいものだ。

オランダ人の友達
着色入りの海藻入り丼
薄味なのに油たっぷり豚骨ラーメン


で食べてから街を散策した。夜のザグレブはいい感じ。バーの通りは活気があるいい感じだった。だがザグレブは物価が高い。なのでどこもよらず。結局ホステルにもどっでホステルのところでもう一杯ビールを飲んだ。

彼ら今後の旅のプランについて話をしていると明日スロベニアのリュブリャナに行くとのこと。今日一日街をウロウロしたが特段やることがないこと、そして物価も高いこともあり僕も次なる目的地リュブリャナに明日行くことに決めた。明日早くから行くというので僕もそうすることに。だから部屋に戻って就寝した。

●払ったもの

1ユーロ=約143.87円(2023年3月8日現在)
1クーナ(HRK)=約19.41円

・ザグレブ宿泊 13ユーロ
・カツレツ 80.62kn
・ラーメン 74kn
・ビール 50.8kn
計 約5980円 

■11月18日(金)

ザグレブ(クロアチア)→リュブリャナ(スロベニア)
~渡航26日目~

●記録

朝8時に起きシャワーを浴びて支度をする。何か飲もうとシェアルームに行くとそこのソファに6人ほど爆睡してた。多分宿とってないが寝れる場所探して寝ちゃってる飲み明かした若者だろう。よほど疲れているのか爆睡していた。こういうのも笑って見過ごされる雰囲気がここにはあったが日本では失笑、なんなら異様な目に見てしまうことだろう。

で準備して部屋から出るとオランダ人二人が。朝ごはん食べようとのことでついて行った。彼らの基準でお店に入る。パンケーキのお店だった。僕は朝はしっかりかつなるべく甘いものよりかはしょっぱいものを食べたいのであんまりではあったがとても見栄えが良くて人気なのがわかるお店だった。ただ想像以上に高かったので痛手ではあったが。

で宿戻り荷物取ると外は大雨。雨の中バス停まで行って列車のプラットフォームまで行って30分ほど待った。するとリュブリャナ行きが来た。で乗った。色々話をしたが世界で一番第二言語で英語を話すことができるのがオランダ人。英語が流暢すぎてあんまりついていけなかった。ただ色々ヨーロッパのことを教わった。

リュブリャナはゲストハウス、ホステルが充実していないらしくエアビーを取ったとのこと。僕は一人でエアビーを取るのもつまらないのでとりあえず一番安くていい感じのホステルを予約した。
国境でセキュリティのおじさんがチェックで来た。僕のことを説明すると色々とややこしくなるのをわかってか、オランダ人は友達で一緒に旅をしていると伝えてくれた。優しい。で4時間ほどたったろう、15時ごろ無事リュブリャナについた。

そこでバイバイした。僕は15分くらい歩いて予約したホステルのところまで行った。外装が閑散としていた感じだった。チェックインして中入ると驚き。誰もいない。8人部屋が3つあるが誰もいなかった。

外は雨降っていて寒い。どうしようか悩んだがこれはある意味貸切でなんでもできる!と思いやっとまともに来ていた服を洗濯した。乾燥機がなかったのでドライヤーをずっとかけて乾かした。

あとは筋トレした。音楽流しながら完全にオフの時間をすごした。だが16時ごろから初めて4時間くらいたってだろうか、もったいないことをしている気持ちと外に出たい欲がすごい出てきた。オランダ人たちは今日はゆっくりエアビーで過ごすらしいし、距離も遠かったので会うことはできず。なので旅人アプリ カウチサーフィンを使うことに。
すると男性の一人が時間に余裕があるらしくあおう!との流れに。そこから一時間くらいたったろう、僕のホステルのところまで来てくれ夜のツアーを始めてくれた。彼もまたオランダ人で仕事の都合で4年ほどここリュブリャナにいるらいい。なので現地の人ではないが街について詳しいとのことだった。

まずシェアリングの自転車を借りさせてくれた。お腹減った旨を伝えるとおすすめのブレックのお店に連れっててくれた。

そのあと中心の場所までいきこれはこれで、と教えてくれた。クリスマスツリーが立ち始めていた。

ローカルのパブへ。スロベニアは自然が豊かでワインも有名そう。ということでスロベニアのワインを飲んだり、地ビールを飲んだ。色々話した。マジでいいじかんだった。

で次は違う感じのを行こうとなりクラブがついてるレストランに。クラブはハウスミュージックが流れていた。DJもお客さんもとってもニコニコ楽しそうにしている。そこには年齢も性別も見た目も関係ない。皆音楽が好き。ただそれだけで楽しんでいるようで本当に素敵だった。誰かのペットなのかまでクラブにいた。

すごいコミュニティ、空間ができている場所だった。そこに2時間ほど滞在。もうナイトツアーは最高に楽しんだ。時間もいい時間。ここで終わりの感じでいたが

彼から「最後に面白いアンダーグランドのところがあるからこない?」と言われた。
もちろんジョイン。

●払ったもの

1ユーロ=約143.87円(2023年3月8日現在)
1クーナ(HRK)=約19.41円
・水 10kn
・アイスクリーム 17kn
・ピザ 15kn
・リュブリャナ宿泊 18€
・アボガドの朝ごはん 6.5€
・ブレック 3€
・ヨーグルト 1.2€
計 約4973円

■11月19日(土)

リュブリャナ(スロベニア)→Triglav 山(スロベニア)→リュブリャナ(スロベニア)
~渡航27日目~

●記録

自転車で向かったアンダーグラウンドの場所のはいかにも異様な雰囲気がある場所。すごい人が集まってる
どうやらそこは居住場所でたくさん家があるが、何かの都合で家一つ一つがナイトライフの場所になっているようだった。

パンクのような音が聞こえてきたりテクノが聞こえてくるようなところ、ヒップホップが聞こえてくるようなところもある。オランダ人のマーティンは、せっかくならスロベニアの音楽が流れてくるところに行こうというのでそこの場所に。まあまあ人がいてまあまあ盛り上がっていた。僕もお酒をその前までに結構飲んだので全く曲を知らないが乗っていると現地の人らしき人に話しかけられた。英語ができたので色々話した。リュブリャナに住んでる現地の人で4つ上くらいの人だった。

日本人というととても興味を持ってもらい仲良くさせてもらった。友達もいて友達はこの曲が好きだといい「千と千尋の神隠し」の音楽を歌ってくれた。日本人と答えると日本のアニメの話をすることが多い。誇るべしサブカルチャーだ。
オランダ人のマーティンは「明日早くから山登り行くから、帰るね」とのこと。「また明日会えたらあおう」と言って先帰った。

だからその後は現地のスロベニア人と色々話ししてウロウロした。気前よく色々お酒奢ってもらった。で寒い中外で飲み朝4時ごろ。

さすがに僕も眠気がすごかったのでまた会おう!と言って30分ほどフラフラのまま頑張って歩いて帰った。自分のベッドに着くとばたんきゅうした。

9時ごろ起床。昨日大分飲んだし、遊んだが、
オランダ人のマーティンが「明日山登る」と言ってたので早めに起きた。昨日洗ってドライヤーかけて干していた衣服はまあまあ乾いていた。ありがたい。

シャワー浴びて身支度しチェックアウトした。とりあえずお腹減ったので外でてウロウロしていると昨日の夜出会ったスノベニア人の一人から「お母さんが今いるから来て」とのことだった。
彼も昨日あんなに飲んでいたのに5時間ほどの睡眠でもう元気に活動しているのか。いる場所が近かったので会いに行った。彼と彼の家族はスロベニア人ではあるが首都のリュブリャナに住んでいるわけではないそうで今日実家に帰るそうだ。

で一緒に朝ごはん(ブレック)食べてそしたらオランダ人に今日暇なら今から車で行くから一緒に山のぼろうと言われたのでスロベニア人とはバイバイし、オランダ人と集合場所のところへ行った。
集合場所のところに車できて僕を拾ってくれた。オランダ人のマーティンと彼女のオランダ人がいた。彼同様彼女さんもとてもフレンドリーな人で彼らの週末の休みがアウトドアなことをすることとのこと。で今日はオーストリアの国境近くの山に行きトレッキングをするとのことだった。車がないといけないところらしい。旅人からするとこんなにありがたいことはない。本当に彼に出会えてよかった。で車で移動すること2時間ほど。一面山のところに着いた。

もうみてすぐにワクワクする。なんとも美しい山なみだからだ。近くのロッジでコーヒーを飲むとのことで行った。すんごく豪華?北欧の丁寧な暮らしみたいな内装で素敵だった。
ひと段落ついたところで登り始めた。なかなかハードだった。また日本では見ないような景観がたくさんあった。用語を知らないので写真で見てください。

滝があるとのことでそこを目掛けて歩いていった。最後の方は本当にハードだった。少しでも体性崩したら転ぶような感じの場所だった。4時間ほど登った。オランダ人の二人は趣味で頻繁に登っているからかサクサク行くのについて行くので一苦労。色々な話をした。そういうところを登ったからだろう、頂上まで来るともう圧巻。自然が作り出す姿に見惚れた。みかんくれたりチョコくれたりした。彼らがいなかったらこんなところに行けなかったろう。後で聞いたがスロベニア人でも行ったことのない人が大半のような場所らしい。本当に感謝。

帰りもまあまあハードな感じだがどうにか戻ってきて車へ。僕はうとうとしてたが彼らはラジオから流れる音楽にノリノリでカラオケをしていた。チャーミングで心優しいカップルだった。本当に感謝。

無事リュブリャナにつく。たくさんの荷物がありどうしようかと考えつつ昨日あった現地のスロベニア人に連絡を入れるとウチに荷物置きなよ。とのことだった。バスで向かい、彼の家に。
荷物置くついてに今日寝る場所も取っていなかったのでお金の節約もあり、泊めさせてくれるか聞いてみるとokとのこと。彼の家に宿泊できることになった。

まだ19時前であるし、せっかくの土曜日の夜だったのでまた中心街に行くことに。お腹減ったのでファストフードのケバブを食べて(あんまり美味しくなかった)、彼と街のパブで飲んだ。すると彼の友達もきて、その友達がきて6人くらいで長い間パブにいて、でその後他の男グループと仲良くなり、ドイツ人とイスラエル人とスロベニア人とメキシコ人とアルバニア人と日本人というすごいインターナショナルな男グループで街を探索した。

他のパブに行ったりクラブに行ったりした。この日は夜からまあまあ雨が降っていたのと大分寒かった。次の日の朝の5時ごろまで彼らとウロウロして飲んで、でスロベニア人の家に帰った。バスがなかったので中心街から40分くらい歩いたのが大分寒くて疲れた思い出だ。それで就寝。

●払ったもの

1ユーロ=約143.87円(2023年3月8日現在)
・ビール 7.5€
・サイダー 7€
・ケバブ 4.5€(夜ごはん)
・ワイン 1.9€
・ブレックと飲み物(朝ごはん)5.5€
・h&mで手袋 8.9€
計 約5083円

■次の記事

次はハンガリーの体験を綴る。

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