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怒りの矛先

心療科、精神科の先生に現状報告として受診していました。

1回目の受診から2週間程度経た2回目の受診時です。

身体的には寝つきが悪いことと、お腹を下していましたことがありましたが、比較的穏やかに過ごせていました。

ただ、途中で仕事を放棄し休職している状態であったたため、気持ちは後ろめたい感じがあり変わらずもやもやしていましたが、日に日になぜ、自分がこのような状況になってしまたのかを考える機会が増えていました。

心と身体が解離していた感覚はいつの間にか消えていましたが、代わりにこのような状況になったのは上司のせいだ、職場環境のせいだっ!!と感情に怒りが出てきました。

気分障害の診断書を職場に持って行き、部の上司(直属の上司ではない)に一度、私の直属の上司から何かされなかったか、と気にかけていただきました。

しかしその時は身体を動かすのもきつく、やっとの思いで職場に出向いていた状態であり、不調の原因を考える余裕もなく、上司の声掛けに対し違うと答えていました。

時間が経つにつれ直の上司や仕事過多に対する怒りが出てきていたので『今思えば、、、』と2回目の受診時に主治医に愚痴のように説明してました。

言い終えた後、主治医より『それは帰属概念、帰属理論とか言ってね、、、』と言われました。

キゾク、、ガイネン・・・??

「そこから漢字はこう(『帰属概念』と紙に書いてみせ)書くんだけど、、、」

「要は私が抑うつ状態になった原因が代わることとかそういう現象をそういうんだけどね。」

と淡々と言われました。

それがいいとか悪いとかではなく、こうなった原因を言うこと、そういうことが帰属理論と言われているそうで。

言われた時は、職業柄、そうなんだっ、私はその段階なんだ、勉強になるっっ!!と(変ですが)ウキウキしていましたが、帰宅し改めて調べてみると

『帰属』とは、出来事や他人の行動、自分の行動の原因を説明することであり、いろんな種類があるようです(いろいろ調べましたが納得できるものは探しきれず・・・難しい。。。)。


ただ、自分がそうなった原因を考える余裕が出てきたということは、回復への一歩ではないかとも感じるようになりました。

怒りの矛先が自分なりに明確化になることで原因がわかったのだから、対策があるんじゃないか。


上司に対するパワハラと、仕事に対する過労。

原因がこれなら、これらから離れることが1番いいんじゃないか?


私は勤めていた会社を辞めることをこっそりと決意するのでした。



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