見出し画像

大学生が語る資本論

皆さんおはようございます。今日もほんの要約をしていきます。今回紹介する本は「20歳の自分に伝えたい資本論」という本です。資本論とはどんな内容なのかそして資本論が語っている今の状況のお話について考えていきたいと思っています。(https://amzn.to/3inXNjT



①資本論とは


資本論とはアダムスミスによって書かれた資本主義の根本のお話である。これは資本主義の根本の話で合ってすべてではない。例えば今のような株式の発達はあり得ない範囲である。今の株式は一般人や大学生でも取り扱い可能な状態である。

ここからはピックアップのお話をしていく。

②奴隷制と資本主義のお話

人身売買の写真


奴隷制とはアフリカなどの人をある所に連れていき人権もない状態で働く状態のことである。これがどのように資本主義とかかわっていくのかというと、奴隷は基本的に賃金を安く済むことができると考えることができる。
そこで労働を指揮するのが経営者の仕事である。労働者が働いて社会に影響を与える力というのは賃金よりも大きな額で表すことができる。しかし、経営者はそれほど賃金を与えないので搾取している状態なのである。つまりこれは今のサラリーマンと経営者と同じ状態と言え、資本主義に元の形と言っても過言ではないのである。過激な言い方をするとサラリーマンはお金だけの観点で言うと経営者の奴隷なのかもしれない。異なる点は人権とお金の保障など近代的価値観が追加されただけで結局は搾取されていることに変わりはないのかなと感じた。

ここからはとてもひどい話がある。アメリカなどの欧米の国はアフリカなどに支援をしているがそれほどしていないのである。例えば列車は通そうとはしなかった。したところは自分たちの利益が残るような状態である。だから今でも一方的に経済的に搾取できるような環境はまだ整っている状態なのである。

一方中国では、大量の貸付を行っている。しかし貸し付けられた国が返済できないほどの金額を貸しつくているが中国は返済は望んでいない。中国にとっても相互的によい関係を望んでいる国の数を増やすことにフォーカスしているのである。(一帯一路政策)

これは中国と欧米の資本主義の大きな差である。もう一度言うと中国は相互的にいい関係を欧米は搾取の関係を望んでできた状態なのである。



③AIとベーシックインカムのお話


Aiがでできて人件費が安くなるのだろうかという話はよく出てくる。私たち、労働者の仕事がなくなってしまうのではないのかというお題は常にある。

しかし本書ではそうはならないと書いてある。理由はシンプルで消費者の誕生がなくなるからだ。そうなってしまうと本当に社会が回らなくなってしまうのである。

ここでベーシックインカムお話である。導入すればこの問題は解決するのではないのかと感じる人はいるかもしれないがそのためにしなければいけないことがある。それは増税である。これは誰が負担するのかというと大きなセクターを務めるのが資本家であり資本家が嫌がることは資本主義では基本的には出来ないのである。
もし導入するにしても金額を決めることがとても難しい問題となるのである。例えばアフリカでは月4万円で満足できるかもしれませんが日本では満足できないし都内ならもっとである。調整ができるわけがない。

ここからは私の推測だがすべてAIに頼ることはないが労働者の賃金は安くなると思う。つまりは急激に高くなることはあり得ないということである。機械の値段が200万円で10年使えるとする。その機械の効率と同じ人間がいる場合1年あたり人間の賃金が20万円以下なら人間が資本家にとってベストアンサーとなるのである。

しかし国の関与によって賃金はコントロールできるのである。そして今までの傾向で考えると値上がりはする。又、機械も時代が経つにつれ効率がいいものとなっていくことを考えるとやはり人間の賃金が上がることは資本論上考えることは出来ない。資本家の気持ちになって考えると分かりやすい話である。

④戦争と資本論


戦争は今も起きている。そして儲かる戦争があるとは聞いたことがあるという人が多いのではないのかなと感じている。
儲かる戦争とは基準があり
①大量に武器が消費されること
②自国で行わないこと

この2つである。ウクライナ戦争はアメリカにとって好条件である。

アメリカはウクライナに武器を送っている。そしてお金を貸し付けている。それは5兆円の貸し付けを行い歴史的に見ると返さすつもりである。ウクライナという国は財政的に破綻しそうな国であるにもかかわらずだ。(おそらく少しは調整はすると思われるが)

武器とは防衛や戦争のために重要な物なので需要がとてもある。5年もたてば技術の進化で性能が大きくグレードアップするので武器は最新のものをそろえたがるので非常に買い替えの周期が早いので儲かる。(これは機械と異なる。機械は20年稼働するものもあるので)公共政策的にも武器を大量に作ることで良いメリットが大きい。分かりやすく言うと日本で言う戦後需要である。なので、アメリカにとってはいい戦争で、儲かる戦争である。また金の貸付より今後もアメリカとの癒着が離れずに良いように利用されるだろう。ドルでの取引がアメリカの取っては大事だ。

このように資本論的に読むと面白いお話はいっぱいあるのでぜひ手に取ってほしい。しかし社会が発達したすべてに適用できているわけではないことも理解しなければならないのである。下のリンクからも飛べます。ぜひ手に取ってみてください。

https://amzn.to/3inXNjT


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?