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「推しへの恋」問題

あるツイートを見かけてから、私の頭の中をぐるぐる回っているカテゴリがある。該当ツイートは、ざっくり書くとこんな内容だった。

推しが結婚して気持ちがモヤモヤしている、つらい

いわゆる【推しの結婚ショックなんだけど現象】だ(いわゆってない)。

この現象について、最近ひとつの区切りがついたのでまとめておきたく、タイピングする。

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突然だが、世の中には2パターンの人間がいると思うので聞いてもらいたい。

著名人に恋ができる人間と、恋はしない人間だ。

最初のツイートの方は前者の可能性が高いし、私も完全に前者だった(※今は推しそのものがいないから過去形だよ、という精一杯の強がり)。だからツイート主の気持ちは非常に理解できる。

熱愛、結婚、不倫などは相手にとってひとつの現実であり、それは同時に、住む世界が離れていても見える現実でもあるのだ。普段隠れている「推しの見えない部分」が顔を出す。推している側としては、急に現実が顔を出すから心の揺れも大きくなる。気がする。

推しの結婚、と聞くと一番に浮かぶのは、私の場合「20代の頃大好きだった某アーティストの結婚」だ。

そのアーティストの曲が元々好きだったのもあるけれど、そもそも顔がドストライクだった。やっぱり「存在そのものが好み」って強いと知った瞬間だった。

もうファンでもないので何とも思っていないが、当時のライブ映像を見てみると未だにグッとキている自分がいる。遺伝子がザワつくのだろう。あるいはただ、刷り込まれているだけかもしれないが。

で、この【推しの結婚ショック現象】―熱愛でも同様の現象が起こる人もいるが―の話題になると、こんな反応を示す人が必ずいる。

「付き合えないのになんで好きになるの?」
「芸能人を好きになる感覚、わかんねーわ」

こういった反応になる理由も、よくわかる。

結論から書くと、この反応を持つ人は、冒頭でお伝えしたパターンだと【後者】ではないだろうか。好意は持っても、恋心は持たない。無意識で感情に線引きができる人たちだ。

だから、恋ができる側【前者】の気持ちがわからないのも当然。前者と後者は、途中から感情の分かれ道ができているのだから。

そして、どちらが良いとか悪いとかないのだ。仮に前者が世の中のほとんどになると、追っかけが多くなりトラブルも増えるだろう。しかし後者が世の中のほとんどになると、現状の商売方法が難しくなり、廃れていくエンタメが出てくるかもしれない。

どちらの感覚も存在する理由があるのだと考えます。推しがどうこう以外にも言えることですね。

自分がどちらであっても大切なのは「わかる」「わからない」ではなく、「あるんだね」という認識ではないだろうか。

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