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速攻で大撃沈!IELTSクラス

来月に受けなくてはいけなくなったIELTSの勉強をするために、IELTS対策をするためのクラスに移りました。

イタリア人2人、ブラジル人3人、ロシア人、ウクライナ人、日本人の私のクラスです。

大学院のため・仕事のためにIELTSを受ける人、まだ予定はないけど、今後受けると思うから今のうちから勉強をしておきたいという人…………なんだ?その意識高い系は?

私はというと、………学生ビザ取得のためにしぶしぶ受けなくちゃいけない人です。受けたところで今後役立てる予定は特にない………というタイプ。

完全なる場違い。

しかもみんなの英語クラスは上級レベルから来ています。

えっとー?なんでここに私が座っているのかな?

しかもみんな全然フレンドリーじゃない。顔が怖い。表は笑顔でも心から笑ってないように見える。根っからの真面目人間の集まり(←完全に私の偏見です)

「環境汚染について」「生態系の変化について」「新薬開発のために動物実験をすることについて」「虫から感染する病気について」みたいなトピックスのディスカッションをしたりするのです。

テキストに書いてある文章は全く見たこともないような単語がずらーっと並んでいて、みんなが言ってることはさっぱりわからないし、そもそもそれについて考えたこともないし、特に意見もないし。

だけどそれを「今日のトピックはとても興味深いわ」とみんなは熱く語るのです。

マジかよー!どこが?すごいな~(←勘弁してよ)って感じです。

私はテキストに書かれた知らない単語をググることで精いっぱいです。ググってわかったところで、それについて、どう語っていいかもわからない。どんな質問をされているのかも理解できない。そんな感じです。

Okanはどう思う?
質問の意味がわからないから、特に何も思わない

これが正直私の本音です😭

地獄の授業

リーディングの勉強の時は、テキストにびっしり書かれた長文を6分間で読めというのです。

このくらいの文字数(2ページ分)を6分で読む。日本語だとしても危うい私

たった6分?これを?それをみんなは読むのです。

そして3/4しか読めなかったよと悔しがる人や、2問間違えてしまったよという人、、、もう言っていることの次元が違いすぎて、プロ野球選手達の中に幼稚園児の野球少年が紛れ込んでしまったような感じです。

私はというと、1/5くらいしか読めません。それもその意味すらもさっぱりわからず。最初から全部読もうとはせず、私のペースで読みました。

その後、答え合わせをして、何%できたのかを先生に聞かれます。
0%ですが何か?(←逆ギレ)

これをひたすら繰り返すのです。問題に慣れるためにはこのやり方をしなければいけないんだろうけど、まだ私はそのレベルにたどり着いていない状態でやったところで、0点は0点。のび太の気持ちがよくわかります。ドラえもん~って泣きつきたいです。でも1点とか2点のときもあったよ(笑)←まさにのび太。

地獄のディスカッション

授業の中でディスカッションは多いです。2~3人でグループになって、それについて語り合うのです。みんな私とはグループになりたくなさそうな顔をあからさまにします。だから必ず3人のグループになります。

私はフリーズしたままディスカッションで話せず、座っているだけの状態の授業が続きます。(←リスニングの勉強だと思っている)
初日、ウクライナ人とロシア人が隣の席に座っていました。私はその2人と3人でディスカッションをする羽目になりました。
2人は早口の英語でぺらぺらとしゃべっています。会話というより、まさに討論会・激論会って感じです。
私は二人が何を話しているかもわからないし「うわー、ロシア人とウクライナ人が一緒にしゃべってる。まぁ国の問題で彼女らにとってはただのクラスメートなんだから関係ないんだろうな」ということだけが頭の中がでグルグルとまわり、会話に参加なんて全然できません。

しかもどちらの女性も気が強い。しっかりした意見をお持ちで、持論が止まりません。こわいよー。

私はこの端っこで私は怯えているような感じ

ついに脱走!逃げちゃいました

  • 月曜日、耐えました。

  • 火曜日、耐えて、授業後に日本人の友達に愚痴りました。学校のスタッフにクラスを替えてくれくださいとメールしましたが、他のクラスは席に空きがないと却下されました。

  • 水曜日、心を無にして耐えました。

  • 木曜日、耐えましたが、先生がライティングの確認をするために私のノートを覗きにきたときに「レベルが違いすぎて、何も分かりません。私には別の宿題を出してください」というメモを先生に渡しました。

  • 金曜日、前半の授業だけ耐えて、ついに後半の授業はエスケープして逃げ出しました。(学校の図書館で自習した)

え!もう逃げだしたの?と言われそうですが、私がこの授業が理解できるようになるころには(いつだ?3年後くらい?)私のIELTSのテストはとっくに終わっています。だから私は私のペースで勉強をしようと思いました。

学校に行きたくない

子供のようなことをいいますが、本気で学校に行きたくなかったんです。数時間自分が勉強したからって彼らに追いつくわけもありません。

我慢している時間は私にはないのです。
なんだか病気になった先月から我慢することが一気に増えたような気がします。

だから学校のスタッフに「クラスを一般のクラスに戻してください。替えてくれないなら、私は学校に行かずに自宅学習をします。なんならそのまま学校を辞めてやる!」くらいの逆ギレメールを送りました。

すると、翌週の朝、「あなたは一般クラス(IELTSのクラスじゃないクラス)で今日から学ぶことができます」と返事が来ていました。

IELTSの点数が高かろうが低かろうが私には関係ない。とにかく自分が覚えられるものを自分のペースでやろうと思いました。

そう、私は(老眼で)見えない。
(耳が遠くて)聞こえない。
(器用に早口で)話せない。
そして(みんなが話す英語を理解するのに)ワンテンポ遅れる。
この4拍子がそろっているのです。

これも経験だと思って

退院後の次の試練のIELTSの勉強。次から次へとやってくる人生は楽しいことばかりじゃないよという現実の日々。あと20歳くらい若ければと何度も思いながら、涙を流し、もがいています。

だいたい50歳でIELTSを受けるような人はそうとう意識の高い人。それと一緒にされては困るのです。

学んだことをすぐに吸収できる若者に衝撃を受け、意識の高い同世代の人に衝撃を受け、私みたいなタイプはどこにもいないなと思いながら、でもやらなきゃいけないし、まぁこれもいい経験だと思おうと思いながら、勉強します😭。

夕日に向かってバカヤロー!って叫びたい(意味はないけど無性に)

何度、近所の教会に駆け込んでいることか(笑) 神様、助けて!


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