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しあわせを願う苺タルト


ついこの間バレンタインの記事を書いたのに、もうひな祭りがやってきた。

毎年、年が明けてから新年度まではあっという間ですね。
早生まれの私は、あっという間に過ぎる一月も、誕生月の二月も、春のウキウキソワソワを感じる三月も、なんとなあく好きです。

ですがここのところ仕事も忙しくって「思ってたんと違ったーー」状態で、
家庭(というか主に旦那さんとの仲)も雲行きが怪しくて、
子育ても、カフェのための活動も、周りと比較しては勝手に落ち込む日々でした。
捉え方が卑屈というか。
他の人の頑張りを見て、
誰もそんなこと言ってないのに勝手に「自分は何も行動できてない」って自己嫌悪になっちゃったり。焦ったり。
(今もややそんな感じ。SNSって良し悪し。)

前回の記事を読み返してみたところ、
そんな心の中を写してか、
前半の部分がだいぶトゲトゲチクチクした文章になっていて、反省しました。

もちろんいっつも何でも上手くいくわけなんてないし、
そんな時は心が荒れるしそういう気持ちを全部「ダメだ」って否定しなくても良いんだけど、
うわー、嫌な書き方してるな。って、
個人的に反省しておりました。はい反省はここまでにします。
そういうときもあるね。

一方で、後半のロールケーキのことについて書いた部分は、
不思議とものごとをやわらかく表現することができていて、
やっぱり私にとって甘いもの含め食べ物は、癒しで、心を豊かにしてくれるものなんだなあと感じました。
食べ物を囲むことって素敵なコミュニケーションツールですね。

こんなふうにそのときどきの心の状態を客観的に見ることができるから、
noteに残すことってだいじだなぁと思う。



そんなわけで、三月三日、ひなまつり。
毎年、自分がちっちゃな頃、地元では四月三日にお祝いをしていたなぁってことを思い出します。地域柄があるみたいですね。

去年のこの頃には、ちょうど引っ越しをしていたので、
荷造り荷解きのバタバタで、お雛様を出してあげられませんでした。

なので今年はおひなさましてあげたいなって思っていて。

実はずっとタルト型を持っていなくて、
製菓材料店に行くたんびに吟味するんだけど、どの大きさにしようかーって結局買わないままでいたのですが、
やっぱり作ってみたくなって先日やっと購入したのです。

昨年、間借りカフェのお手伝いをしたことをきっかけに、米粉のおやつに興味をもちまして。
苺大好きなむすめと、
彼女のこれから先の成長と幸せを願いながら食べるお菓子は、
米粉の苺タルトにしました。

小躍り(お風呂あがりなのでパジャマ)


米粉のサクほろなタルト生地を一度空焼きして、
アーモンドクリームを詰めてしっかり焼く。

その間に、豆乳と米粉のカスタードクリームを作りました。

こちらが私がいつもカウンターから望んでいる世界です


お部屋中がほわほわっといいかおりでいっぱいでした。

前回のロールケーキ然り、生ケーキを作ることの少ない私は、
どうにか苺を盛り付けて、
ロールケーキのときに美味しくてまた作ったヨーグルトクリームで飾りつけをして。

カット前にお披露目したところ、
やっぱり真っ先に苺とられるよね


まあね、
"成長と幸せを願いながら"食べるとは言ったものの、
いざ食卓にのぼると目の前のタルトに夢中になっていました。

でもこうやって、
むすめが嬉しそうに「いちごー!」と言うのを眺めながら、
お互いニコニコでケーキを囲むことができて
母は幸せでした。
むすめにとっても、「美味しいもの食べれてなんか嬉しかったなぁ」くらいに思ってくれてたらいいなぁ。

自分が子どものころも、
毎年お雛さんを飾ってもらって
きょうだいが弟だけの私は
自分だけ特別みたいに感じて、
ひなあられや綿菓子も食べられて。
だからひなまつりって
よくわからなかったけど嬉しかったなあ。。。



バレンタインのときのように、
ことに行事ごとは新しいお菓子に挑戦する機会をくれます。

せっかくなのでお菓子の感想も。

米粉のタルト台は、
前に米粉のキッシュを作ったときに初めて作ったんだけど、
パサパサで、脂っこく感じて、あまり美味しくなかった。
今回は、サックリ作れた気がします。

アーモンドクリームは、アーモンドプードル多めだったからか、しっとり、だけど重たくなく、甜菜糖なので優しい甘さでした。

豆乳カスタードは初めて作ったのですが、流石にちょっとおとうふ感。笑
他の配合だとどうなんだろう。
もし本格的に植物由来のお菓子に挑戦するなら、色々試してみたいなーと思います。

完全グルテンフリー・植物由来(あ、ヨーグルトクリームは別でした)のお菓子作りは初めてで、
混ぜる順番とか入れる量とか普通の小麦粉のお菓子とはちょっとずつ違っていて、
「えっと、これで次はどうするんだっけ」と少々慣れない感じで作りました。
でも逆に粉をふるわなくてよかったり、グルテンが無いので混ぜ方にそんなに気を遣わなくて済んだりして、楽な面もありました。


作ってみたかったタルト。
台にフィリング、フルーツにトッピングと、色々組み合わせ自由に楽しめそうです。

うまくカットできませんでしたが、味は変わりません。


ヨーグルトクリームが余ったので、
苺の米粉スコーンを焼いて、付けて食べました。

苺がかわいい


酸味のなかにほのかに甘さのあるクリームが、
苺の甘酸っぱさたっぷりのしっとりめスコーンによく合いました。


我が家のちいさなおひなさま。ぷりふぁという種類。
とっても小柄なのに綺麗なお顔、しっかりお人形のつくりで、
賃貸の方など特におすすめです。
顔つきやお着物選べます。

むすめは毎朝、おひなさまにおはよう、いってきます
を言います。可愛い。


旦那さんが買ってきた「セボンスター」のネックレスが
最近の大のお気に入り。

未だに(30代)パジャマに高校時代の体操服を着る私。
体操着の耐久性ってすごいのね。


毎度長くなり、すみません。
読んでくださり、ありがとうございます。


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