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アセクシュアルとクエスチョニング②

話がめちゃくちゃ逸れてしまったが、そんな友人(仮)を持ちLGBTについて考える機会が身近だったこともあり、自分の性自認についても最近はよく考えるようになった。

私は戸籍上も肉体の性別も女性であり自認も女性だ、たぶん異性が好きなヘテロだと思うのだが、どうにも世間で言う一般的なヘテロ女性と自分を比べると違和感が凄い。
異性との恋愛経験どころか交友もほぼなく、人生で一番長く接した異性は父と兄といった背景が間違いなく深く影響しているのだろうが、やはりどうにも違和感と嫌悪が凄いのだ。
私から見る父と兄は肉親というフィルターがたぶんに含まれるため、世間から見て良いか悪いかは分からないが、娘であり妹という観点から見るとそこそこ悪い部類だ。
年を取ってお互いに距離感が出来た今は、割とどうでもよく感じるが、兄は気に入らない事があると未だに部屋に怒鳴り込んでくるし父は昔は絶滅危惧種の古典的亭主関白だった。暴力を振るわれたことも何度かあった。
つまり幼少から異性に暴力と威圧を受けて育ってきた女が、異性に嫌悪や違和感を感じて自ら近づこうとしなくなるのは自然の摂理のような気もする。
動物だって危険だと知っている相手には近づかないものだ。


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