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内田樹×平川克美「たぶん月刊 はなし半分」9月号(動画)



「年功序列、日本的経営は本当にダメなのか?」



2010年から「ラジオデイズ」から音声配信してきた、内田樹×平川克美「たぶん月刊 はなし半分」。
この度隣町珈琲のメンバーシップ「隣町珈琲の本棚」より引き続き、配信をさせていただくことになりました。
今後はできるかぎりお二人の姿も含めた動画でも、配信していけたらと思っております。

※※※

今回も恒例箱根「吉池」での収録。
台風10号での交通機関のマヒでもなんとか箱根までたどり着いた二人。
近年、病気や怪我を重ね、周りの同年代や先輩方が亡くなる中で「死」というものを意識するようになったふたり。
老いてみてわかったこと、長生きすると死ぬのが怖く亡くなる?などなど、老いや死についての話から始まります。
また、近年社会で否定されてきた、年功序列、日本的経営について本当にダメなのか?というアンチテーゼを投げかける平川克美。人を評価することと創造性の関係などなど、たっぷり語り合いました。

・今回の台風で新幹線に閉じ込められた平川克美の末路
・入院前のワイルドでアナーキーな内田樹
・キューバ危機を原体験で感じていた世代の実感
・危機的な状況を楽しむという平川克美の性質
・「老い」についてー老いてみてわかったこと
・中学生の内田少年が「死」について語ったこと
・長生きすると死ぬのが辛くなくなる?
・13年に渡る人の死の周期について
・「一緒に革命ができるのか?」という物差しのあった時代
・食い合わせが悪い人の評価と創造性
・年功序列、日本的経営は本当にダメなのか?
・「やりくり・折り合い・すり合わせ」の大切さ

(本コンテンツは2024年9月2日に吉池旅館で収録いたしました)

●内田樹(うちだ・たつる)
1950年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論、映画論など。著書に『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『「おじさん」的思考』『街場の憂国論』(共に晶文社)、『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)、『レヴィナスと愛の現象学』(文春文庫)など。近著に『複雑化の教育論』(東洋館出版社)、『レヴィナスの時間論』(新教出版社)、『夜明け前(がいちばん暗い)』(朝日新聞出版社)、『街場の成熟論』(文藝春秋)など。第6回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』、文春新書)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』新潮新書)、第3回伊丹十三賞を受賞。

●平川克美(ひらかわ・かつみ)
文筆家、「隣町珈琲」店主。1950年、東京・蒲田の町工場に生まれる。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。1999年、シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加。2014年、東京・荏原中延に喫茶店「隣町珈琲」をオープン。著書に『小商いのすすめ』『「消費」をやめる』『21世紀の楕円幻想論』(いずれもミシマ社)、『移行期的混乱』(ちくま文庫)、『俺に似たひと』(朝日文庫)、『株式会社の世界史』(東洋経済新報社)、『共有地をつくる』(ミシマ社)、『「答えは出さない」という見識』(夜間飛行)、『ひとが詩人になるとき』(ミツイパブリッシング)など多数ある。


※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。


収録時の様子


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