とん

自分を好きになるために奮闘している人です。よく鬱々としてしまう人です。暖かく見守ってく…

とん

自分を好きになるために奮闘している人です。よく鬱々としてしまう人です。暖かく見守ってくださると嬉しいです。

マガジン

  • 私と摂食障害、me with eating disorder

    2015年より罹患している摂食障害について書きます。 その発症、拒食期、治すことを決めた日、過食期、共存している現在について書きます。英語が好きなので、英文に変えたものもnoteか別のところにも載せようと思います。よろしくお願いします。 I've suffered from eating disorder since 2015. I'm going to write about the history.(ex: onset of illness, anorexia nervosa, when I decided to recover, bulimia and now) I will post English version soon here or in another platform since I like English. Thank you.

最近の記事

目に見えない物を信じる人は、どう生きていけば良いの。

私は目に見えない物を大事にするようだ。 声色、目つき、表情、音、迫力、色から感じ取る。 対して、目に見える物を信じないようだ。 お金、キャリア、持ち物、容姿、学歴、ステータス。 目に見える物は持った方が良いと言われたから、持とうと頑張った後、精神病になった。 自らの信条に背いたからか。 目に見える物を大事にする環境で知り合った友達が、くすぶる私の横で、目に見える幸せを叶えていく。どんどん先に進んでいる彼らと自分を何度比べて、責めたことか。 現実的に生きれないというのは困

    • 最近、精神科に思うこと

      全部の行動、計画に理由の開示を求められる。 健康な心が出した答えなのか、不健康な心が出した答えなのか、いつも探られている気がする。 それがいくら患者の本望だとしても、医学により不健康な動機と見なされたら、精神病の状態を表す強い言葉で以て、患者を納得させ、留め、させない。 以上を時々感じ、その構造の籠の中に私は閉じ込められている感覚がする。

      • 連休が辛い!

        連休が辛い! 仕事がない! 考えちゃう!悩んじゃう! 始まってきた始まってきた! そうだ、予定を入れよう! とりあえず体を動かそう! 頭を発動させないために! どこに行けばいいの!何をすれば良いの! お金ない!予定入れられない! 家にだってやることはわんさかあるでしょ! 家事をやろう家事を!洗濯しよう! 洗濯してたら、我慢ならない何かが溜まってきた!胸が苦しい!背中が痛い!家族が言い争いをしている!耳が痛い!頭が混乱してきた!外に出たい!でも外に出て何をすれば良いの!

        • 未就学児の時に、”自分は変だ”と既に思い始めていたことについて。

          私は変。私は可笑しい。 そのように思ってしまうことは、悲しいことである。 しかし小学校に上がっていなかった頃に、既に、「私は変だ。」と思っていた。 「千と千尋の神隠し」を父と映画館に観に行った時のこと。 この映画には、両親が豚になってしまうシーンがある。私は、これを見た時、とてもショックを受けた。私の両親も豚になってしまうのではないかと戦慄が走ったのである。 「怖い!私のお父さんとお母さんも、豚になっちゃったらどうしよう。」 私の母は食べることが好きだし、豚になる可能

        目に見えない物を信じる人は、どう生きていけば良いの。

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        • 私と摂食障害、me with eating disorder
          14本

        記事

          体が風邪、怪我で傷ついている時ほど、心が元気!

          私は、身体に何か起こっていると精神的に元気になる。 体に辛さ、痛みがある時、いつもの悩みやすい頭は”グルグル”悩まない。 体が辛い、痛いことが優先されるからだろうか。 だるさや痛みに集中していて、グルグルできるほどのエネルギーがないようだ。 そういう時、いつものグルグルがないのが、幸せである。 また、体が辛いと「今日は無理しないで良いんだよ。」と自分に言い聞かせられる気がする。 なぜか。 風邪や怪我をした時、周りは労ってくれる。 「気楽にやっていい。風邪を引いている時は、

          体が風邪、怪我で傷ついている時ほど、心が元気!

          無意識のうちにパフォーマンスをしている。

          私は、怒った時にパフォーマンスをする。 別に「見せよう」と思って、パフォーマンスをしようと思ってしているのではない。気づいたら、それに突入しているのだ。 大体、パフォーマンスは、自分を傷つけることか、物にあたることで行われる。人には、あまりあたれない。人といきなり縁を切ることはしてしまうが(これも良くない)、人に直接、嫌な言葉を浴びせたり、暴力を振るうことはできない。 例えば、前に怒った時、冷蔵庫にある野菜を血眼になりながら、包丁で切り刻んだ。(食べ物を粗末にすることはい

          無意識のうちにパフォーマンスをしている。

          怒られた時、怒らせた時

          怒られた時。 私の頭の中は一瞬にしてホワイトアウトする。真っ白で、全部消える。全部もぎ取られて、空になってしまう。ヒリヒリするくらいスーッとする制汗剤か鼻の中まで痛くなるミント味のタブレットを、頭の中にぶち込まれたと言っても良い。 その後は、暫く、何にも手につかない。 手についたとしても覚束ない。 動きが確実に鈍くなる。 なぜ毎回毎回、怒られるたびに真っ白になってしまうんだろう。 「怒られる回数が足りないんだよ。慣れれば、気にならなくなるよ?」とよく言われる。 そうなのだろう

          怒られた時、怒らせた時

          自分を傷つけること。

          私は、自分を衝動的に傷つけることがよくある。といっても、自分の体を直接切ったことはない。 幼稚園の時から、その傾向があった。悲しいことがあったり、悔しいことがあったり、どうにもできない気持ちがあったり、失敗したりした時、自分を傷つけることがあった。 例えば、夜中、寝ている布団から玄関とお風呂場に面するバスマットの上に向かった。 夜風が吹く、冷たい、生乾きのバスマットの上に、自分を追いやる。ガタガタ言いながら、涙を流しながら、自分を寝かした。 「あんなことをした自分は、あん

          自分を傷つけること。

          思い出

          時が経てば、思い出になって綺麗になってしまう。 ◯年経って漸く許せる、綺麗になった。 なんで、こんなにかかったんだろう。処理を優先するべき課題が、その前に◯年分、溜まっていて、それの方がついたから、今、漸く向き合う時間が来たのか。 もしかすると、それとの適切な距離が◯年であったとも言える。仲良くなるのに、そんなに時間を要するほど、私と相性の悪い出来事だったと言いたくない。今は、綺麗に見えて、それを否定したくないから。でも、合っていない出来事だったのかもしれない。 綺麗なもの

          病院から貰った言葉が足枷となる。

          正体がわからなくて、気持ちの悪いものが心の中に溜まっている時に、言葉をもらうと、「私を苦しめていたのは、これだったんだ」と、とても安心する。 病名や特性の名前を貰った時、救われた気がした。 でも、時間が経つと、その救われた気持ちも薄れてくる。 病気と共存できてくると、徐々にやりたいことも出てくる。 すると、その病名や特性が邪魔をし始める。 「私は、過去に〜〜だったから、これをできる自信ないなあ」と。 「私は、病気は治りつつあるけど、まだ精神科に行ってる”キチガイ”だから、こ

          病院から貰った言葉が足枷となる。

          もう頑張ることができない。

          病気の後、私は、頑張ることができなくなった。 だって、頑張っても、報われないことがあると知ったから。 急勾配に頑張りすぎて、頂点に行ったと思ったら、急勾配に落とされた。 頑張る気力が湧かない。 もう一回、頑張っても、また落とされるかもしれない。1つの物に捧げるなんて、もう怖くてできないよ。気が抜けて、「頑張るなんて、何言ってんの?」と体が本気にしないで笑ってる気がする。 「頑張る」って、どのくらい頑張ることなの? 私の「頑張る」っていうのは、皆からすると急勾配に頑張ることみ

          もう頑張ることができない。

          周りと同じ時期に、同じ物に興味を持たなきゃダメなんだと気づいてしまった話。

          今は、成長が人より何倍も遅い私であるが、昔は、そんなことなかった気がする。 小学2年生の時、私は他の子より早く性に興味を持った。 読んでいた漫画雑誌の中に、性行為を説明するコマを見つけたのである。 初めて、そういうことをして、新しい命ができるんだと知った時、目の前の天地がひっくり返るような、頭がぐるぐるとするような感覚に襲われた気がする。 幼稚園や小学校あたりで、体の一部は、人に見せたらいけない場所で、それについて口にすることは恥ずかしいとされることを知っていた。 だか

          周りと同じ時期に、同じ物に興味を持たなきゃダメなんだと気づいてしまった話。

          精神科に行って、”始まる”私の一週間。

          精神科に行くと当たり前かもしれないが、 スッキリする。 心と体が軽やかになる。 まどろみ始める。 「一週間が始まる」という感じがする。 爽やかな世界。 体に隙間ができて、受診前にノイズだったことにもイライラしない。全て受け入れられる。 これが一週間経つと、また心と体がドロドロしているのである。 はあ。

          精神科に行って、”始まる”私の一週間。

          「私と摂食障害」番外編 私を殺すなら私の手で。拒食症を治すと決めたきっかけ。

          「後、1kg減ったら、入院しましょう」 大学病院の先生にそう言われたときのことである。 入院すると、カロリーを強制的な方法で体内に入れられると勝手に想像した。本当はどうかわからない。しかし、私は、誰かに”殺される”なら、自分で自分を”殺してやる”と思った。 “殺される”とはどういうことか。 普通、人間は、求めていること=生きること=食べ物を食べること=カロリーを摂ることと理解する。 しかし、その当時の拒食症の私にとって、求めていること=痩せること=食べないこと=カロリ

          「私と摂食障害」番外編 私を殺すなら私の手で。拒食症を治すと決めたきっかけ。

          子供のまま、親になる。

          人は完璧にはなれないけれど、 自分の弱い所に気づかないまま、認めないまま、“子供”のまま育った人が夫になり、嫁になり、親になるというのは恐ろしい。 私の両親はぶっとんでいる。 私が精神疾患にかかったのは、彼らも原因の一つにあると思っている。 家族は一番初めに知る社会、一番初めに知る人々。そこに問題があると、世界が全て歪んで見える。親は選べない。生まれたが為に、苦しい、辛い。生まれることを選択できたら良かったのにと思う時がある。 勝手に作って、産んで、 好きなように育てて

          子供のまま、親になる。

          母親になったら後悔する。

          私は、今20代後半。独身。 結婚は、してもしなくてもいい。でも、私は母親になりたくない。 なんとなく母親というイメージに嫌なものが付いて回ってるのだ。 多分、それは自分の母親が務めてきた「母親」がこびりついているからだと思う。 正直言う。私の母親は母親業に向いていない。 ある人に言わせると、だらしがない。ある人に言わせると、ぶっ飛んでいるのだ。 小学校中学年の時、自分のロッカー周りにショウジョウバエが沢山いることに気づいた。叩いても叩いても湧いて出てくる。 ロッカーを開け

          母親になったら後悔する。