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#708【仕事】マスク着用に関する興味深い行動パターンの考察

都内でタクシーの仕事をしていると、『色々と世の中の変化に気付く事が出来る』というのも大きな魅力のひとつです。

この記事では、『マスクの着用』に関してタクシーという特殊な空間だからこそ見えてくる興味深い特徴について、4つのパターンに分類してお伝えしてみたいと思います。

はじめに

全体的な感想としては、『最近、マスクを着けていないお客様の割合がちょっとずつ増えてきたな』という感じです。

これは勿論素晴らしい事でもある一方で、まだまだマスクを付けている人の方が割合としては多い事も事実です。

4つのパターン

4つのパターンとは、タクシーにご乗車されるお客様が〈タクシー乗車前後〉と〈タクシー乗車中〉にそれぞれマスクを着用しているか否かで分類したものです。

1️⃣パターン1〜着用&着用

タクシー乗車前後もタクシー乗車中も、共にマスクを着用しているというパターンです。

残念ながら、まだまだ割合で見るとこのパターンが1番多いです。

2️⃣パターン2〜非着用&非着用

タクシー乗車前後もタクシー乗車中も共にマスクを外しているというパターンです。

最近このパターンが多くなってきており、今後ますます増えていけば良いなと思います🤔

3️⃣パターン3〜非着用&着用

タクシー乗車前後はマスクを着用しておらず、タクシー乗車中に限ってマスクを着用するというパターンです。

このパターンは、『屋外や会話をしない屋内ではマスク不要』という厚労省のお達しを理解していたり、マナーやエチケットとしてマスクを着用している人なのだろうと思います。

ホーム上で電車に乗る直前にマスクをするのと似ていますが、電車と比べると他の乗客がいない分だけ同調圧力も弱めで、その分、屋外でマスクを着用しない人の〈車内着用率〉も電車に比べると低い様に感じます。

運転手に気を遣ってマスクを着用される方が多いという印象です。

4️⃣パターン4〜着用&非着用

タクシー乗車前後はマスクを着用しており、タクシー乗車中にのみマスクを外すというパターンです。

個人的には、このパターンがタクシー固有で特に特徴的なのではないかと思っています🤔

このパターンのお客様の行動が意味するところは、やはり『ただ周りの目を気にしてマスクをしている人が多い』という事なのだろうと思います。

パターン3でも触れた通り、タクシーは運転手を除けば完全個室ですので、他の公共交通機関とは異なり、周りの乗客の視線や同調圧力がありません。

それ故、自宅でマスクをしないのと同じ様にタクシー車内でもマスクを外してリラックスされているのだと思います。

目的地に到着後、タクシーを降りる際にマスクを着用する姿を見ると、なんとも不思議な気がしてなりません。

まとめ

次回の記事では、実際に私の一日のタクシー乗務におけるお客様の『車内マスク着用率』について書いてみようと思います。

日頃のバスや電車内における光景を考えると、ちょっと意外な結果に感じられるかも知れませんよ(笑)

兎にも角にも、健康な人が感染予防効果の無いの科学的根拠が無いマスクを着用するという緊急事態が一日も早く収束する事を願って止みません。

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