#1046【日本】30年ぶりの少数与党政権は日本にとってプラス材料⁉︎
対立するもの同士が議論によって、民意を反映するという目的に向かって合意を形成する努力こそが民主主義の特徴です。
これはレーガン政権下のジェームス・ベーカーの言葉ですが、政党も意見も異なるレーガン大統領と下院議長のオニールが『民意』のために妥協点を見出す努力をして合意形成を尊重する…これこそが民主主義に必要なプロセスなのだという事を表しています。
ところが、今ではアメリカも日本も多くの政治家は『民意』ではなく『支援者の意思』しか聞こうとしていない様に思えてなりませんね。(岸田首相の『聞く力』などは、その事を物語っていた様に思います。)
今回の衆議院選挙によって自公が大幅に議席数を減らした事により、30年ぶりの少数与党となりました。
予算委員長の座を立憲民主党に譲るというステルス大連立には不安しかありませんが、国民民主党が大幅に議席を増やしてくれたおかげでキャスティングボードを握る事が出来ました。
早速あちこちからあからさまな『玉木潰し』が始まっており、メディアも徹底した粗探しやくだらない質問で攻めていますが、玉木さんの鋼のメンタルと議論の強さにかなりの安心感を感じています。
どうせ長くは続かない石破政権ですが、貴重な少数与党の状況を利用して、国民民主党のまともな経済政策をひとつでもふたつでも通して欲しいと願って止みません🎋
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