#930【解説】ライドシェアが普及しても高収入ドライバーに影響しない理由
この記事は、現役タクシー運転手という立場から、タクシーの仕事に纏わる様々な発信や、この仕事の魅力を細かに伝えていくシリーズです💡
以下の様な方々にも是非見て頂き、何かの役に立ってくれたら嬉しいです😆
✅仕事自体が中々見つからない人
✅ブラック企業から抜け出したい人
✅やりたい事が見つからない人
✅自分の時間がもっと欲しい人
今回は『ライドシェアが普及しても高収入ドライバーに影響しない理由』というテーマで書いてみたいと思います。
これからタクシー業界への転職を考えている人の中には、『もし日本でライドシェアが普及してしまったら、今と同じ位の高収入は見込めなくなってしまうのではないか🤔』と考えている人がいるかもしれません。
最近、ニュースでよく扱われる日本版ライドシェアは、今後どのような形で実現されていくのかまだまだ不明瞭な点が多いです。
しかしながら、どのような形で実現されたとしても、今現在高収入のタクシードライバーにとってはさほど影響がない理由をこの記事で簡潔にお伝えしたいと思います。
結論から先にお伝えしておくと、ライドシェア解禁が高収入ドライバーに影響しない主な理由は以下の通りです。
高収入ドライバーは『流し営業』の比率が高いから
ライドシェアはアプリ配車(無線)に限られるから
まず大前提として、ライドシェアでお客様をお乗せする為には、必ずUberやGOなどの配車アプリ(無線)を経由する事となります。
さらに、今現在高収入を稼いでいるドライバーというのは、例外なく『流し営業』を基本的な営業スタイルとしています。
勿論、稼いでいるドライバーも無線を取る事はありますし、一日の乗務において無線が鳴る回数はそのドライバーが所属している会社によっても変わってきます。
しかし、結果的にその日の全営業に対する無線営業の比率がたまたま高くなったとしても、それはあくまでも流し営業を行う中で結果的に無線を取ったというだけの事です。
都内では、手を挙げてタクシーをご利用されるお客様が常に一定数おり、ライドシャアに限らず配車アプリを利用するお客様が今以上に増えれば、必然的に街中から空車タクシーの台数が少なくなる事にもなり、流し営業優位となる可能性すらあります。(迎車でお客様の元に進行するタクシーが増える為)
いずれにしても、今現在高収入のタクシードライバーが『流し営業』をメインとしている事を考慮すると、ライドシェア解禁がさほど影響を与えない事がご理解いただけるのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか?
今回は、『ライドシェアが普及しても高収入ドライバーに影響しない理由』というテーマで書いてみました。
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