見出し画像

就労継続支援"A型"って必要なの?

去年の年明けから夏までわたしは半年ほど
就労継続支援A型事業所でプリザーブドフラワー作りなどをして働いていた。

A型事業所とは、週に20時間以上、毎日安定して働ける人が集まる場所だ。
そうは言っても、みんな障害者だがら体調の善し悪しは沢山ある。

見本を送られて、どのように作られてるか、みんなで解体して、研究しながら同じ作品をつくり大量納品をする。

当時のわたしにとってA型事業所は夢のような生活に安心をくれる職場だった。
時給100円のB型事業所にくらべ、地域の最低賃金が約束される。

就労継続支援はA型もB型も、働く上司の中に1人は福祉関係の資格を持っている人がいて、月一程度の定期的なモニタリングを行い
普段言えない職場での悩みを打ち明ける場を提供することによって利用者が仕事の悩みを1人で抱えない環境をつくる。(B型の方が体調に対して融通が利く)

わたしは、障害者一人あたり1日6~7千円の補助金が事業所に渡るから。
その分が少し最低賃金まで利益がなかった時の利用者への生活の補助金なんだと思ってた。

だけど、去年の4月から「業務の利益だけを給料にする」という国からの司令の紙が、事業所の壁に貼られていた。

そこからかな。事業所が鬼のように感じた。

とにかく利益を出さなきゃいけないから
みんなで必死に働いた。
社長もどんどん下請けの受注を受けて。
わたしたちは納期の終われて残業したり、中には始発で帰る利用者もいた。
ついていけない利用者は「賃金を下げる」とつまり最低賃金を保証されなくなった。

そんな中わたしは体調を崩した。

入院先はわたしは「就労継続支援」は普通の就労と変わらないと思った。

それだったら、もっと少ない20時間以内で最低賃金がでるアルバイトの方が安定して働けるような気がした。

わたし達が通勤すると事業所に補助金が入る。

そのお金はどこにいくの…?
「何に使ってるんですか?」とも言えなくて、体調も治らずそのまま辞めてしまったA型事業所。(店舗とか増やしてたけど…)

本来なら、就労継続支援A型事業所は一般就労(障害者枠雇用など)に繋げる為の社会に出る準備の為の施設だとわたしは認知していた。

わたしは「販売以外の仕事に移りたいです」と何度も申請したけど、なかなか受け入れて貰えなくて、なぜか他の利用者がどんどん、わたしの希望する部署に移動をしてて、なんだか福祉施設として不満を抱いてしまった。

利益のみが給料になる制度が出来たのは、色んなA型事業所が利用者に来るだけでなにもさせない状態があったからしい。

それを変えるのって、この方法しかなかったのかな…?

#メンタルヘルス #メンヘラ #統合失調症 #働く #就労継続支援 #A型事業所 #補助金 #精神疾患 #社会資源 #障害者

サポートよろしくお願いいたします!