スイス・アーミー・マン/無人島+死体=ハートフルストーリー
ゾンビ映画はかなり観ているのですが
死体を扱ってラストがこんなに心温まる作品に初めて出会いました
作中はコメディの印象を受けますが
れっきとしたヒューマンドラマ
後半になるにつれ
死体のメリーが何よりも生き生きして見えてくるのが痛快
バリエーションに富んだ
死体を使ったサバイバル方法は
『そんなことある?』と思わず突っ込んでしまうほど面白くて
彼らの友情を心から応援したくなりました
ラストシーン、現実の世界(?)の登場人物が沢山出てくる中
傍から見なくても異質な主張をしているはず主人公に
こちらを感情移入させてしまうストーリーの素晴らしさ
結局主人公と死体のメリーの生活は妄想だったのか
それとも…という疑問も
飛んでいったメリーの表情を見れば
野暮なことのように思えました
ファンタジーのような気もする
ジャンルの定義が難しい、様々な魅力に富んだ作品
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