見出し画像

#70 自信を育てるお手伝いを与えるのも親の務め

現在、娘は7歳。小学2年生です。親も一緒に成長する、などとよく言われますが、僕自身もやはり学ぶことが多いなと、そして反省することも多いなと感じています。

あれな何年前かな。3年くらい前に初めてキャンプに行きました。子供は親の手伝いをしたがるものなんですね。何をしたらいいかな、どうしたらいいかな、どうやったらパパとママが助かると言ってくれるかな、と考えてくれているわけです。

でも、親がいっぱいいっぱいになってしまうと、どうしてもそこまで気が回らなくなります。これは自分自身の反省です。

キャンプでテントを設営する。ご経験ある方はわかるかと思いますが、結構な重労働なんです。楽になるかもしれないと思い、ポンプ式のテントを買いました。自転車の空気入れの大きいやつみたなのを使って、柱にどんどん空気を入れてくと、巨大なテントが起ち上がるんです。

でも、やっぱり大きいと大きいなりに苦労も多くて。空気入れは簡単だ!と思ったのですが、なかなか労力をを使うんです。もう汗だくになりながら、ペグもどんどん打ち込んでいかなくては、と思っていた時に、娘が「パパなにやったらいい?」しつこく聞いてきた時に、本当に最悪なんですが「子供たちだけで遊んでて!」と、大きな声出してしまいました。

すこし寂しそうに「はーい」と返事して、結局、子供同士で遊びに行きましたが、これは間違っていたのではないか、と。

子供にできることを、こちらから与えてあげる。例えば僕が、その後のキャンプで「寝室のベッドメイキングしてくれる?」と聞いてみました。寝袋を袋から出すくらいのことならできますよね。そして、枕。枕は、これもまた過去の反省から楽なものを、と思い新しいのを購入したのですが、蓋っていうんですかね、ペットボトルに蓋ってあるじゃないですか。あのような感じの蓋を開くと、勝手に空気が入って膨らむ枕を買いました。これなら子供でも枕をつくれます。

しばらく経って見てみると、超綺麗に完璧にできてるわけです。

これを見て、痛烈に反省したわけです。やはり、その前のキャンプでの僕の発言はちょっと大人げなかったと。教育の機会を、もしくは彼女が成功体験を得られる機会を、僕がぶち壊してしまったな、と。

なのでそれ以降、特にキャンプの場合、本当に小さなことから大きなことまでやるべきことがすごくたくさんあるので、そのなかから彼女ができる仕事を見つけて与えてあげました。そして日々の生活の中でも、そうして彼女にできるであろう、お手伝いを与えています。こういうものを探しすことも、子供を育てる親の役目なんだろうな、と感じています。

そんなの当たり前、とお思いの方が多かったら本当にお恥ずかしいんですけが、ここ最近、小学生二年生になり、いろいろなことができるようになって僕自身が気づいたことでした。

そしてうまくできたら、きちんと誉めてあげる。とても嬉しそうな顔します。そして自信がついている様子も垣間見れます。

こうして、子供が成長していくのだな、と、そんなことを考えております。

次の課題は、大人がいかにして、親がいかにしてゆとりを持って子供に接してあげることができるのか。まだ、この点に関しましては、僕は勉強中といいますか、修行中です。躾と、イライラして怒る、というのはまた別の話なので、難しいところです。

親もまた、人間です。

(voicy 2022年8月24日配信)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?