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全ての問題は人間関係に起因する

最近改めて思い知らされた言葉があります。

全ての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人でさえも、実は他人の目を気にしているのだ

アルフレッド・アドラーの言葉です。

職場の上司や同僚の目が気になる自分。それだけでなく、上司の他者や自分への接し方、言葉の使い方が非常に悩みの種になっているのですが、「他者を変えることはできない」とも言われているので、難しい悩みになっています。

自分がネガティブに捉えることそのものを変える。それが多くの心理学や自己啓発本で書かれていること。けれども、それが簡単ではないのです。少なくとも私にとっては。

人間関係が必ず問題の原因になっていた

これまで職場で経験した様々な問題。振り返ってみると仕事に起因するものはほぼなかったと思います。どんな仕事でも、「やるべきことをやるだけ」と考え、取り組んできました。何か問題が生じるとすれば、そこには必ず「人間関係」が介在しました。

言葉や態度が原因だったり、理由は様々ですが、それが大きな波風を立てて、仕事そのものが苦痛だと感じるようになる。特に私のように、まだ病気を薬で抑えている者にとっては余計にそうなってしまう。

相手には相手のやり方があるので、それを変えようとするのは無意味との考え方は理解できます。が、自分の考え方・捉え方を変えることには、どうにも理解ができません。それがやれないから苦しみ続けてきているわけです。

自分の考え方・捉え方は変えられないと認識する

これまで、様々な本を読み、瞑想、呼吸法、コーチングといった方法も相当な金額を注ぎ込み試してきました。それでも変えられないならば、そもそも自分自身の考え方・捉え方を変えることに無理があるのではないか?そう思えてなりません。

現在、毎日を辛うじて乗り切っていますが、病気と服用している薬のせいか、頭の回転も衰え、記憶力も衰え、かなり厳しい状況になりつつあります。リモートワークが終了したら出社するのは難しいかもしれないですね。

そこで、これからどうするか。おそらく選択できる道は1つ。仕事を辞め、今度こそ療養に専念する。今の環境に居続け手遅れになる前に。辞めた後が大変なのはよく分かっていますが、それでも本当に追い詰められる前に決断するべきなんじゃないか?そう自問を繰り返す日々。

心の病気ではなく脳の病気

私が患っている病気はうつ病。「心の病」と言われていますが、実は「脳の病」ということが分かってきていて、誰もがなりうる可能性がある病気。うつ病は、脳内の神経伝達物質の減少によって引き起こされるらしいです。原因はストレス。ストレスの蓄積により脳の病気となる。

病気になってしまったことは仕方がないとして、これとどう上手く付き合うかがずっと問われています。私自身がその答えをまだ見つけられておらず、今の職場では私が病気だということも、ごく親しい同僚以外には本当の意味で理解されていないのだと、実感している毎日。

妻には、「辞めてもなんとかなる」と言ってもらえてはいるのですが、いまだに決断できずにいます。昨年一度休職しているので、2度目の休職は私の中では選択肢になく。あるのは、病気が悪化して辞めるか、悪化する前に辞めて少し休むのか。

悩み続けながらの日々はなおさら良くないのは分かってはいるんですが、そんな毎日です。

皆さんも、仕事で人間関係に悩んだ時にとれる選択肢は限られていると思います。ですが、何かしら選択をせねばならない時が必ず来るので、その時は大いに悩んで悩み抜いて決断を下せば良いのではないでしょうか。

そう自分に言い聞かせて、また少し悩むことにします。

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