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エンジニアにとって、成長と絶望は紙一重なのかもしれない

こんばんは。tomoyaです。

仕事に注力していたため、久々の投稿になってしまいました。

記事のタイトルを見て何となく察しがつくかもしれませんが、最近の1、2ヶ月間は仕事で悩みに悩んだ毎日で、メンタルを病んでいました。笑(今もまだ忙しいんですが、少しずつ落ち着いてきてます。)

というのも、最近はユーザーからの追加要望や不具合報告の対応に追われてまして、日々増え続けるタスクの完了期限に追われながらの開発、改修はこれまでの開発以上に精神的に来ている状況です。

開発自体は相変わらず楽しいんですが、いざユーザーからの不具合指摘やクレームなどが発生すると、問題解決のスピードと機能面での品質が同時に求められ、かなりの集中力と緊張感を持って仕事をしなければいけないので、疲れも自ずと出てきます。

最近のお話で言うと、当日中にユーザーに届けないといけないタスクがあったんですが、開発環境では問題なさそうだったのでそれを本番手前の動作確認環境にリリースしたんですよ。

ですが、実際の動作確認環境では不具合が完全に解消されていないことが何回もあって日々消耗してました。(結局その後、日付が変わる時間帯まで再修正を続けて、何とかなりました。笑)

こうした細かな苦労って1週間に1回とかのペースだと何てことないんですが、今の時期は毎日のようにやってくるので、そりゃメンタルもやられますよね。笑


エンジニアとして実務経験を積み始めて早2年。

毎日「エンジニア楽しすぎいっっ」とか言ってた自分でしたが、ようやくエンジニアの闇(本格的に苦しくて絶望を感じる時期、経験)に触れられた気がして、少し嬉しい気持ちでございます。笑

最近はエンジニアの需要拡大に伴って、プログラミングスクールの広告やYoutubeなどで、新品macの前で優雅に仕事をしている写真と一緒に、「さあ、あなたもエンジニアの世界へ!」「エンジニアになれば稼げる!」という誇大広告を見かけますが、これからエンジニアとして本格的に経験を積んでいきたいと考えている方は、理想の働き方を手に入れるまでの裏側には数多くの苦労や努力が詰まっているということを認識した上でキャリア目標を立てることをお勧めします。笑


とまあ、日頃の疲れが出てきていた影響でネガティブなお話になってしまいましたが、度重なる絶望の裏側で貴重な経験をしたことでエンジニアとしての成長を感じられたのも事実です。

例えば、リリース前の新規開発などでは設計や改修方針の検討などで認識合わせの時間が必要ですが、「この処理は本番環境ではどのくらいのパフォーマンスが出るのか?」「ここのソースコードを修正したら、ユーザーにとっての最重要機能であるログイン機能に影響を与えてしまうのかもしれない」といったことは、機能開発の段階ではそこまで深く考えないかと思います。

しかし実際に、「ボタンが押せなくて、ログイン、ユーザー登録ができない」「この画面を開くまでに10秒以上かかって不便...」など、ユーザーからの生の声を聞くフェーズに入ると、これまでの開発で積み上がってきた細かな負債をその段階で潰していかなければいけないので、機能開発フェーズで「ここは後でやろう」と言って残したタスクが、波のように押し寄せてくることになります。

このような負債を迅速かつ確実に潰しつつ、追加要望や調査にも着手していくのには、それなりの効率性や経験が求められます。

僕自身まだまだ経験が浅く、ユーザーからの不具合調査依頼や追加要望などの生の声を受けている緊迫した状況下での開発経験に慣れていないため、今まさに経験しているフェーズはつらいことの方が多いのですが、機能開発段階での設計の重要性やソースコードの保守性を高く保つことの意義を身にしみて感じることができているのも事実です。

こうした苦しい日々の中でようやく掴んだ知見は、机上の学習では絶対に得られないことかと思います。

実際に技術本を読んで知識が溜まっていくのももちろん嬉しいことですが、その知識を自分なりに解釈して実務に落とし込んで、自分自身の無力感と絶望感に日々苛まれながらも、少しずつ知見に昇華させ、ようやく血肉(経験)にできたときの達成感は、何物にも変え難いことです。

ここ数ヶ月間で経験した苦労と引き換えに、こうした貴重な経験を得られる環境にいられることは、本当に恵まれているなと感じています。


来週以降もまだまだ忙しい日常が続いて、noteの更新頻度も下がってしまうかもしれませんが、少しずつ自分のペースで思うことを綴っていきたいと思います。

明日からの3連休楽しみましょう!

それではまた!

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