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ロシアでがんばる日本語が書いたままのトラックたち

ロシアでは大量の日本の中古車が走っている。子どもの頃によく見かけたような懐かしい車から、30年以上の車までバリエーションは豊富だ。

日本の中古車は極東では特に人気で、ブリヤートの自動車シェアの9割を占めているとロシア人が言っていた。乗用車はもちろん、トラックも非常に多い。そしてその多くは日本語が書いたままだ。

シベリアを走る日本のトラック

聞くところによると、日本語が書いてあるままの方がむしろ高く売れるとも言われている。

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ステーキのどんの存在感はものすごい。ロシアにまで広告を打ち出しているかのようだ。このトラックはロシアに来たてなのだろう。とてもきれい。

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シベリアで走っているとはまさに「世界のパン」と言えるだろう。

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佐川急便はそのままだが、よく見ると飛脚が消された跡がある。なぜ飛脚は消さず佐川は残したのかは謎だ。もしかしたら飛脚の裸体がNGだったという可能性がないこともない。

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ものすごく地味に残っている。まあこの程度なら消さないのはわかる。

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日本語は右から左に読むこともあるということを知っているロシア人はそういないだろう。

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フォントが日本的で美しい。これがなんだかかっこよく見えるのはわかるがなんのメーカーなのかは予想と大きく違うだろう。

日本のクレーン

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隣のマンションの工事にも日本のクレーンが活躍している。重機は特に日本製が多い印象がある。このように横に大きく社名が書いてあることは稀。

日本のバス

劇場の横の病院からよくでるハイエース的な車にプリントされている「お元気号」。見ていると段々不安な気持ちになってくる。病院の車で「お元気号」と一応意味が合っているのもじわじわくる。

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韓国のバス

普通に韓国語ががっつり書いたままのバスが普通にシベリアの街を走っている。31というのがここでの線名だ。

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留学時代のクラスメイトの韓国人の友人に聞いてみたところ、これは普通にソウル市内を走っているものなのだそうだ。

ロシア・シベリアでよく見かける日本車

ロシアで見かける車種は割と限られている。

トヨタ プレミオ、日産デューク、プリウスなども多いが、

ランドクルーザーやレクサスの四駆も人気だ。貧富の差がとんでもないのだなと感じる。ランドクルーザーはとにかく多い。そこら中に巨大な車が止まっている。日本で買っても相当高級な車だからここで買ったらいくらになるのやら…。ワンボックスなどはあまり走っておらず、それよりも大きい四駆が人気らしい。

ブリヤートは家が安いから、みんな車をステータスにしている部分がある。それから最近は電気自動車のリーフを見かけることもある。みんな家で充電しているのだろうか。



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