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シベリアでの生活

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ロシア連邦ブリヤート共和国ウランウデでの生活
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#海外生活

灼熱地獄のシベリアでの夏の過ごし方

シベリアは恐ろしく厳しい自然環境だ。10月から氷点下になり-20℃以下の日々が3月まで続き1番寒い時は-40℃になる。 こんなに寒いなら夏はさぞ涼しく過ごしやすいのかと思いきや、夏もとんでもなく暑くなるのだ。ここウランウデでは40℃まで上がったこともあるとタタール人が誇らしげに話していた。 ここ数日間は最高気温は毎日30℃を超えている。朝は涼しいのだが日が長く21時過ぎまで太陽が昇っているためずっと暑い。 シベリアのおじいさんも帽子に半袖短パンだ。 シベリアの住宅は当

海外で迎えた8回目の誕生日

20歳になる直前にドイツに行ったから、今回で海外で誕生日を迎えたのは8回目だった。ドイツに行った頃はまさか自分が8年後にロシアに住んで結婚もしているとは全く想像していなかった。 みんなに振る舞うのがドイツの誕生日ドイツでは誕生日の人が自ら自分の誕生日パーティーを開いてみんなに料理や酒を振る舞ったりする。 みんなで飲みに行ったりしたら全員の1杯目を奢ることになる。 「誕生日はみんなに祝ってもらう日」という日本人からすると誕生日の人が自分でパーティーを開いたり奢ったりするのは

シベリアが熱帯化する異常気象 倍速で進む温暖化

今日の最高気温は34℃になった。とにかく暑い。長袖を着て寝ていたら寝苦しくて目を覚ましてしまうほどだ。こんな日がくるとは。 8日間でなかったお湯がでるようになり、当たり前のことが当たり前にできることに感謝しながら過ごしていたわけだが今度は猛暑だ。昨日も30℃を超えて今日は34℃。明日もそのくらいまで気温があがるらしい。 まだ咲いている菜の花もうすぐ7月で34℃になっているというのに、まだ菜の花が咲いている。こんなに長く咲き続ける花だっただろうか。無邪気に咲く菜の花と廃墟の

ロシアでがんばる日本語が書いたままのトラックたち

ロシアでは大量の日本の中古車が走っている。子どもの頃によく見かけたような懐かしい車から、30年以上の車までバリエーションは豊富だ。 日本の中古車は極東では特に人気で、ブリヤートの自動車シェアの9割を占めているとロシア人が言っていた。乗用車はもちろん、トラックも非常に多い。そしてその多くは日本語が書いたままだ。 シベリアを走る日本のトラック聞くところによると、日本語が書いてあるままの方がむしろ高く売れるとも言われている。 ステーキのどんの存在感はものすごい。ロシアにまで広

ロシアでねじりあんこパンを作る

これまで様々なものを作ってきたが、パンはいつも妻が作ってくれていた。自分だけ作れないというのもなんだか情けない気分になるし、仕事が始まってからは交代で作れた方がいいと思い挑戦した。 ねじりあんこパンの作り方あんこも自作したが、日本で作るなら既製品を買うといいだろう。 材料 4個分 生地↓ 強力粉 200g 砂糖 15g 塩 2g ドライイースト 3g 牛乳 130~150ml バター 20g その他 あんこ 200g 塩 一つまみ 卵黄 1個           

ナマズから蜂の巣、ライチョウ丸一羽まで買えるシベリアの大型スーパー

こんなコロナの最中で6月1日に郊外に巨大なショッピングモールが開業したという話を聞いたからバスに乗っていってみた。ウランウデの郊外はかなりヤバい感じになるが、景色は壮大なモンゴルの草原を見ることができる。 はげ山とその奥に続く道路がすごい。この道はもうほぼ高速道路的な扱いだから車は100km/h以上の速度を出している。信号がなかったら絶対に渡れない。ショッピングモールの目の前のバス停で降りると露店がでており、巨大なスイカが売っていた。 なんとなく色が薄いがどんな味がするの

シベリアでお湯でない生活5日目 根性でバスタブに湯を張る

お湯が1週間近くでない。 こんなことが日本で想像できるだろうか。ロシアで年に何度かお湯がでなくなるのは数十年前から変わっていないそうだ。全く進歩していないのか。 競争がない新しいシステムを考えてお湯を止めなくても暖房を切り替えられるようにしよう! という考えがロシアにないのはソ連の名残なのかもしれない。それなら多少高くてもお湯が止まらない水道会社を選ぼうということは不可能なので、競争はない。そのシステムを作ったところで自分が儲かるわけでもなんでもないわけだ。 ラップが

33℃の真夏のシベリア

ヨーロッパには梅雨がないから、夏は6月からというイメージだ。ブリヤートも6月にはいってからは随分暑くなってきていた。ただ最近はなんとなく梅雨のように曇天が多かったが、今日はよく晴れた。 気温はなんと33℃まであがった。 信じられないほどの暑さだった。つい数か月前まで-33℃だったのに。60℃も気温が違うなんて恐ろしい。 しかし湿度は19% かなりカラっとしているから日影に入ると涼しいが、日向にいると頭がくらくらしてくる。日本よりも緯度が高いからか、太陽の光がずっと眩し

綿毛が飛ぶシベリアの暑い夏と冷製うどん

ウランウデは不安定な気温が続いているが今日は25℃まであがり良く晴れていた。そして明日は29℃、明後日はなんと32℃になる予報だ。ダウンを着たり半袖になったりと非常に忙しい日々である。 ポプラの綿32℃になるというのにまだタンポポは咲いているし、ポプラの綿は野原を白く埋め尽くし始めている。恐ろしいことに一番大きな通りのポプラはまだ全て蕾だった。あの蕾が全て綿になると思うと爆弾に見えてくる。 道路の脇にむなしくも大量の綿が引っかかっていて種が揺れていた。アスファルトがなかっ

パステル画のようなシベリアの雲

シベリアの道にも朝顔が!

初夏のセレンガ川と自家製焼き豚

病院巡りをしていた頃は梅雨のように天気が悪かったがようやく回復したから1か月ぶりにセレンガ川に散歩にいった。川の側には大きなスーパーがあり、よく行っていたのだが何故か閉店してしまった。 従業員にコロナの感染者がいたのだろうか。先月は店の内装は残っていたが今日見たら何もなくなり看板もなくなっていた。 一か月経ち風景が大きく変わった。花はもうなく、笹のような葉をつけた木々が茂っている。 白樺のような木もある。5月は白くなかったような気がするが…。 気温も25℃を超えて自然

シベリアの松林とシベリア横断鉄道

ブリヤートには赤松が豊富にある。多くが輸出されているのだそうだ。先日も書いた通りやはりロシアは天然資源だけでなりたっている国だと改めて実感する。 この松林は住んでいる街の中心部ではなく街の北端にある。ビザのための健康診断の続きだ。この遠い「結核センター」というところにはなんと「肺のレントゲンの登録」のためだけに行く。 レントゲン自体は市立病院で取ったのだがその登録はそこでは出来ずバスで30分のところまでいかなければならない。 市立病院は入り口で熱を測り入れる人数を多少

ロシアでのピザ作りとジェノベーゼ作り

コロナ期間に色々なものを作ってきたが、王道であるピザをまだ作っていなかったことに気づいた。ドイツで学生寮に住んでいた頃にフロアのメンバーでピザパーティーをしたのが懐かしい。 ウクライナ人の友達が生地を仕込んで寝かして置き、翌日みんなで伸ばして具材をのせてオーブンを二つ使ってガンガン焼いては食べビールをラッパ飲みするという楽しいイベントだった。 ピザは仕込んでおけば具材を乗せて焼くだけだからどんどん作って食べられる。とてもパーティーに向いている料理だ。ドイツにはピザ屋が多く