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父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え④

<債券について>

債券をポートフォリオに加える目的はデフレヘッジのため。

そもそも債券とは発行主体の企業や政府にお金を貸すことで、利息を受け取ることができる仕組みのこと。

例えば、会社発行する債券(社債)、金利10%期間10年を1000円購入したとすると10年間の間、100円の利子を毎年受け取り満期になれば1000円が戻ってくる仕組みである。

債券の投資は、高いリスクを受け入れれば高い金利を受け取ることが出来る。心配すべきことは債務不履行のみ。


<ポートフォリオの考え方>

ポートフォリオは
・資産を積み上げるポートフォリオ
・資産を大きくするポートフォリオ
の2種類に分けて考えるべきである。

【資産を積み上げるポートフォリオ】
保有している資産を見張りいじくり回すようなことをしてもうまくいかない。

VTSAX(VTI)に投資をしたら放置する。収入が入ったら、必要な費用以外は100%株式に投資。

インデックファンドは失敗した企業は去り、成功した企業が大きく育っていく。

「全ての卵を1つのかごに入れてはいけない」のではなく、「大きく分散された1つのかごに全ての卵を入れ、できるときにはさらに追加してそれについてわすれること」が資産を積み上げるポートフォリオの考え方である。

【資産を維持するポートフォリオ】
資産を積み上げることが出来たら次は資産を配分し維持する領域に入る。

それぞれの投資商品にいくら投資するか考えるため、今までよりも多くの時間を費やす。

大きなリスクを取りたくないのであれば
75%:株式
20%:債券
5%:預金

という配分で投資するとバランスがいい。筆者も現在はこのような形で投資をしている。

好みや収入によってこの比率を変えていくことをお勧めしている。


<資産の配分>

複雑で手数料の高い投資は全く必要ない。いくつかは大切な選択を行ったらあとは放っておくことが成功の秘訣である。

資産を積み上げるステージにおいては株式に100%投資をし、高い利回りを得るのが良い。資産を維持するステージでは、ポートフォリオに債権を加えて変動を和らげること。

投資アドバイザーはよい結果を出してはくれない。人のお金を管理して収入を得ているビジネスであり、顧客との利害は相反する構造になっている。とにかく手数料と管理料を取るのが目的である。

彼らもインデックスファンドを超えるような成績は取れない。とにかく投資はシンプルなものほどコストが低くより大きな利益を上げてくれる。



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