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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書②起業の超基本

<個人事業主の利点>

ビジネスを行う最も単純な形式は「個人事業」であり、ビジネスを「所有」するのが1人だけということ。

家庭教師、職人、パーソナルトレーナーなどがその部類に入る。

個人事業主の場合、
ビジネスの借金=個人の借金
ビジネスの資産=個人の資産

であり、個人事業主の利点はこれだけと言っていい。

ビジネスと個人どちらかに問題が起きると守れない。つまり、個人の責任とビジネスの責任は区別されない。(無限責任)

一方「会社」の場合、ビジネスが破綻しても事業主は株主の個人的な資産は守られる仕組みになっている。(有限責任)

それでも、個人でお金の管理をするのであれば会計の基礎知識は必須であり、一生を通じて貴重な財産になる。


<企業におけるビジネスプラン>

起業でいちばん大切なのはビジネスプランである。その中に盛り込む要素としては、

製品とサービス:独自性、ニーズ
マーケティング:ターゲット、顧客
競合相手:長所と短所の分析
資金調達:出資者、友人、家族
財務計画:5ヵ年の財計画作成

これらのプランをしっかりと立てて起業することが重要になる。

ビジネス経験があまりないという人であれば「フランチャイズビジネス」という手法もある。

フランチャイズビジネスとは、本部と加盟店が契約を結び、加盟金を支払うことで商標の使用権や、商品・サービスの販売権を得られる。

加盟店は開業後も本部から支援を受けることができる。

資金調達のやり方は主に2種類。デットファイナンスとエクイティファイナンスがある。

デットファイナンスとは、金融機関などから借金をして借りる一般的なやり方。

エクイティファイナンスとは、株式を発行してそれを買ってもらってお金を集めるやり方である。

とても有名人やまだ結果をあまり残せていない人はデットファイナンスになるのかなと思います。

また、最近ではクラウドファンディングなどでもお金を集めることができるので自分に合った資金調達をしよう!


<景気を読むには>

ビジネスをする上で経過を読むことも非常に大切になってくる。

現在、主に使われている指標としてはGDP(国内総生産)がある。これが基本中の基本。

GDPとは、その国の中で1年に生産された全ての財(製品)とサービスの総額のこと。

経済に全く成長がなければGDPはそのままということになる。

GDPが減少すると経済は縮小し、後に景気後退となる。すると、失業や給料が上がらないといったいった問題が出てくる。

そのため、企業は生産性を上げる努力をする。ここで、企業の生産性とは何か説明していこう。

最初のうちは1時間で15個のハンバーガーを作れるとする。これが今の生産性。

これを1時間で20個、25個と作れるようにすると生産性が向上したということになる。

そうするために企業は資源を効率的に使うにはどうしたらいいかということに力を注ぐ。


<まとめ>

今日は、起業の超基本についてお話ししました。本日の内容をまとめます。

1、個人事業主の利点
→ビジネスの借金と資産は全て自分の責任になるので注意しましょう。

2、企業おけるビジネスプラン
→企業をする上ではとても大切です。

3、景気を読むには
→景気後退になったら生産性を上げるにはどうしたらいいかを考えましょう。



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