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父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え①借入金は重荷

この本は、「一生、お金のことばかり考えたくない」という10代の娘に著者であるジェイエル・コリンズ氏が書いた手紙から生まれた一冊です。

いわば、いわば経済的な自由を勝ち取る本です。

ファイナンスを知らないとファイナンスの世界で罠にはまってしまい騙されてしまう。そんな悩みをこの本で解決しよう。


<借入金は負ってはいけない重荷>

何の疑いもなく借り入れをする人が多く、それは財産を築くうえで最大の障害となる。常に両足に30kgの重りをつけて生活しているようなものです。具体的にはローンを組んだり、クレカの支払いなどがあげられる。

経済的に最後まで自立できないまま終わる最大の理由が借入金である。借入金があると利息が生まれ、収入の一部が使えなくなり、ライフスタイルの維持が不可能になり、ストレスが増し、ネガティブ思考になる。

この本で書かれている対策は、

借入金の金利が3%
➝返済は焦らず、余裕資金を投資。

借入金の金利が3~5%
➝余裕資金は投資or返済

借入金の金利が5%より高い場合
➝直ちに返済すべき

各ライフスタイルに合った返済をしていくことが重要である。


<その家は本当に必要か>

ローンの中でも不動産ローンは特に注意しなければならない。家を購入する基準は帰る中で最高の家を選ぶのではなく、必要最小限の家を探す。

家が大きいと空間を埋めるための持ち物も増えてしまう。家はぜいたく品であり投資ではない。

若いころの時間を冒険に使って基礎を築き視野を広げるための時間として使うべき。ぜいたく品に目がくらみそのために鎖につながれて疲労することがなんともったいことか。


<会社に縛られないお金>

最も価値があるのは自由である。毎月の暮らしを給料で暮らしていては自由になることはできない。

著者は、「誰でも金持ちになって引退することは条件付きで可能である」と言っている。それには複利の効果を最大限に発揮させ、長い時間をかけることが必要である。

ポイントは稼ぐ範囲で使い、余りは投資する。その際、絶対に借入金は避けること。これだけやれば金持ちになることは可能。

しかし、これがなかなかできる人が少ない。自分が何に価値を見出すかによって長時間かけられるかが変わってくる。

それでもできないのは必要なものと欲求との境界線が意図的にわかりにくくされているから。そのようなものに惑わされることなく投資を続けていけば結果はついてくる。


<まとめ>

本日は、借入金と不動産について書かせていただきました。記事の内容をまとめます。

1、借入金は負ってはいけない重荷
➝財産を築くうえで最大の障害になる。常に両足に30kgの重りをつけて生活しているようなものです。直ちにやめましょう。

2、その家は本当に必要か
➝不動産ローンは特に注意です。家は投資ではなくぜいたく品です。必要最小限の家を探しましょう。

3、会社に縛られないお金
➝最も価値があるのは自由です。そのためには長い時間がかかりますが条件付きで自由になることは可能です。

経済的自立はお金を稼ぐと同時に控えめに生きることでもある。欲求やぜいたく品に惑わされないようにしましょう。



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