【クイーンズ・クオリティ感想5巻23話】ほんとうの気持ちはどうだった?
みなさん、こんにちは~!
クイーンズ・クオリティ、大好きフリーランスのともみです。
今回は、アタルの悪意の本来の姿に関して考察と感想を。
※こちらの記事は5巻23話までのネタバレを含みます。
今日のハイライト
文のチカラで、アタルの悪意のムシは本来の姿を取り戻す。
アタルのムシの本来の姿は、大好きだったるみちゃんを失ったアタルの悲しみと後悔、そしてるみちゃんへの愛。
そう、失った悲しみに耐えきれず、自分の心を守るために記憶さえ封印し、るみちゃんを殺した世界への復讐したくて、クズのいない、きれいな世界を目指したアタル。
でも、本当は。
ただ、大切な友達のるみちゃんを守りたかった。
守れなかった自分が許せなかった。
ただそれだけだった。
それに耐えきれないから。
色々と捻じ曲げ、ぐちゃぐちゃになりながら行動して、本当はどうしたかったのかさえ忘れてしまっていたのを思い出す。
そんな名シーン。
人生において、きっとこのアタルみたいなことっていっぱいあると思う。
物凄くショックなことがあって、どうしても許せなくて、捻じ曲げちゃう。それそのものは悪くない。
(記事引用)
だって、そうでもしないと、自分の心を守れないことあるもの。
捻じ曲げる事自体は、心の防衛反応、正常な機能として、とっても重要。
でも。
捻じ曲げたままだと、本来の姿を、大切なことが分からなくなってしまうから。
それは、悲しいよね。
だって、そこには、大切にしたい思いがあるのだから。
それに向き合うことは、辛く悲しくとも。
時間をかけて向き合いたい。
たとえば。
私の場合はどうだろう。
・いじめられて辛くて、心を殺したこと
・鬱になるぐらいきつくてどうしようもなかったこと
・どれほど頑張っても越えられない壁があってキャリアの路線を変えたこと
感情的に振れ幅が大きい、転機はいくつかある。
それら、一つ一つをここ数年で、だいぶ向き合い、ほどいてきたつもりではあるけれど。
ふとした折に、にょきっと浮かび上がるから。
まだまだ、ムシのままなんだろうなぁ…。
それでも、じっくり、諦めずに向き合って。
いつか本当のカタチを思い出せるように。
日々起こる出来事で、感情が揺れたときは、ノートに書いてジャーナリングしたり、人に話したりするようにここ数年はしています。
そうすることで、ちょっとずつ自分の中の未消化な感情が減ってきて、自分の安定感は以前よりは増した気がする。
千里の道も一歩から、ですね。
まとめ
今日はアタルとアタルのムシの本来の姿との邂逅シーンを中心に紹介しました。
今日も読んでくださりありがとうございました!
では、また、次の記事で。
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