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書評『健康になる技術大全』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『健康になる技術大全』を紹介します。

著者のハーバード大学の林さんが7年の年月をかけて、「食事」「運動」「習慣」「ストレス」「睡眠」「感情」「認知」のテーマに分けて、何をすればいいのか?を最新のエビデンスをつけ書いた本です。

この本を読めば、健康になるあらゆる正しい方法がわかると言っても過言ではありません。

私は30歳になり、もう体も無理をする年齢ではなくなったため、この本を手に取りました。

この本を読んで、特に印象的なだったところは食事のパートです。
世間で言われている食べ物の効果は、あくまでも仮説にすぎないことが多いと分かりました。
例えば「豚肉を食べれば、疲労に効く」といった表現は仮説にすぎません。
豚肉に含まれるビタミンb12が疲労に効くことは、臨床データが取れていますが、実際に豚肉を食べて疲労に効いたかどうかは臨床データが無いため、これらは仮説にすぎないということです。

そもそも食べ物で健康や免疫機能全般に効果があるかどうかは非常にわかりにくいことも分かりました。なぜなら、健康はこの本がテーマ別に分かれているように、様々な要素が複雑に関わっていることが多いからです。

だからこそ、健康になるには臨床データが取れている効果のある方法を様々な角度からアプローチしていくことが大切なんだと思いました。

世間で言われているような健康に効果があることが、意外と臨床データが取れずに、主張されていることが非常に驚きがありました。
この本を読んだことで、健康の情報リテラシーと健康意識が上がったので、読んでいただきたい1冊です。

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