書評『ブレイン・ワークアウト』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『ブレイン・ワークアウト』の書評をいたします。

この本は人工知能(AI)と共存するための人間知性(HI)の鍛え方について書かれています。
著者の安川さんはマッキンゼーで論理的思考能力を鍛え、ソフトバンクで孫正義さんに鍛えられ、現代は東大の特任教授として働かれています。

マッキンゼーで働かれている方の文章は、論理性やビジネスの知見で凄く参考になるので、それだけで買ったりすることもあります。

自分が今後、働く上でAIに代替される人間にならないために自分の脳を最大限に活かす方法を知りたいと思い、手に取りました。

この本で印象に残ったのは、人類史や経済の発展になぞって脳の鍛え方を具体的かつ著者が実際にやっている方法を書いているところです。

運動→人間として狩猟時代から残っている機能の脳のグレードアップする方法
睡眠→生物のバイオリズムとして睡眠の向き合い方
瞑想と対話→古代の人が行ってた瞑想と対話のメリットと実践方法
読書→中世の印刷革命の知能拡張方法
デジタル→知的生産のインプットとアウトプットの効率化するための実践方法

という流れで書かれています。

個人的には読書を普段しているので、読書の部分でメモの取り方など凄く参考になりました。

今後、自分がAIと向き合うためには、画一的なスキルではなく、センスや感性を鍛えることが凄く大切になることを改めて理解できました。

いかにふと思ったことを言語化できるか、
そして、いかに貯めていた知識を繋げて発想に転換することができるかが
今後、ビジネスマンとして活躍するためのキーポイントになるので、毎日少しずつ勉強を続けて行こうと思います。

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