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EURO2024観戦雑記2 スペイン戦をスポーツバーで。

サッカー欧州選手権ドイツ大会、ヨーロッパでEUROCOPAと呼ばれているこの大会は、この原稿を書いている時点で準々決勝進出8チーム中4チームが決まっている。

昨夜はイングランドとスペインが進出を決めた。
18時試合開始だったイングランドの奇跡的な逆転勝利については、日本でも伝えられていると思う。スロバキアに0-1のままだったアディショナルタイム5分、イングランドが同点に追いついてそして延長勝利。同点弾ベリンガムのバイシクルシュート、決勝ゴールはエースのケインと最高の終わり方だった。

カタルーニャの人たちは…

そのあと21時試合開始のスペイン対ジョージアは、僕はバルセロナのスポーツバーで観戦。これはこれで興味深い体験だった。
カタルーニャの人たちは、あまりスペイン代表を応援しないという話を聞いたことがあったし、バルサやレアルなどクラブチームは世界タイトルの常連なのに代表チームは2000年代以前までほとんどタイトルと無縁だったのは、自治州の独立性の強いスペインだから、ぐらいの知識があった。
「ヨーロッパ勢同士のサッカーの試合のたびに『君はスペインを応援するのか』と聞いてくる人がいる」という話をバルセロナ在住の日本人の友人は言っていた。

大混雑のスポーツバーで

スポーツバーには店外にできた列で20分ぐらい待って入店。ちょうどスペイン戦が始まったところで席につけた。大混雑の店内だけど、大型のテレビモニターが高い位置に、小型のモニターが低い位置に、15台以上はあったはずで、どこからでも試合は見やすかった。こういうお店日本にはあるかな?

ワインカクテルをピッチャーに大雑把に注いで渡す店員など、ドリンクを注文するカウンターはごった返しているけど、店全体がスペイン代表応援に集中している雰囲気はない。
スペインのユニホームを着ている人も少ない。
僕の近くの、前の試合の興奮が冷めずに残って吞み続けているイギリス人たちには閉口。瓶ビールの栓を振って開けたり、挙句嘔吐したり。
周囲のスペイン人たちは彼らを横目に見、喧嘩になるような空気にはならなかったけど。
これがロンドンだったら大変だ。

試合はスペインが4-1で勝利。スコアほど大味内容ではなく、激しく拮抗していて面白かった。

バルセロナはちょっと違った

ドイツ、フランス、イギリスでもバーで代表の試合観戦したことはあるけど、やはりバルセロナは違う感じだった。

カタルーニャ出身でマンチェスターC監督のグアルディオラが「私がスペイン代表を率いることはない」と言った記事も読んだことがある。


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