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VIEW ON THE ROAD

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旅日記、旅雑感
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#サッカー

今年前半のヨーロッパはスポーツの話題で賑やかになる。イチオシはEUROドイツ大会。

6月14日、ドイツ10都市で行われるEURO2024サッカー欧州選手権(–7/14)が開幕する。その後す…

ともたか
5か月前
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ローマ帝国 地中海を瀬戸内海に置き換えると…

お酒の席で「ローマ帝国絡みはよくわからない、難しそう」とおっしゃった知人に対し僕は、彼が…

ともたか
3年前
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フットボールと政治の国の男の物語「夜の少年」

僕にはかなり衝撃だった。 この重苦しい読後感は記憶にないぐらいだ。 フランスのメス(Metz…

ともたか
1年前
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九州新幹線の途中下車/出水

今年の5月、指宿、枕崎を巡ったあとに鹿児島から福岡へ向かうことなったので、念願の九州新幹…

ともたか
1年前
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マラドーナというメタファー。80年代ナポリの青春モラトリアム

映画「the Hand of God」を観て 南イタリアのナポリ。3年前に数日滞在して感じた空気は、僕が…

ともたか
1年前
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「アイルランド人は故郷を去っていく。そして、世界中にパブをたくさん作ったのよ」

もし映画監督ができるならこういう映画を創りたいな、と思った。 「ベルファスト」というタイ…

ともたか
2年前
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さっき見たニュースで思い出したこと、今すぐ書き留めたくなって。

宮殿やモスクに囲まれた美しく広大な広場。かつて「ここに世界の半分がある」といわれていた世界遺産イマーム広場のある街イラン・イスファハーンは、セパハンというサッカーチームのホームタウンでもある。 2007年11月。僕は浦和レッズが戦うアジアチャンピオンズリーグの決勝の運営のサポートスタッフの一人としてイスファハーンに向かっていた。 関空からのエミレーツ航空はドバイまでで、深夜ドバイのターミナルでイスファハーンへの搭乗まで数時間のトランジットを過ごしていた。 僕たちがいる場所は

過去は未来のもの

ちょうど1年前に出かけた場所へ向かっていた。 面白味のない冬色の平野、住宅地が続く車窓をぼ…

ともたか
2年前
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富士山ざんまい

先週の日曜日は、6年連続で走る側だった「富士山マラソン」でした。初めて応援する側に回った1…

ともたか
2年前
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旅好きに薦めたいロードノベルの秀作

「僕が死んだら、その灰をサハラにまいてほしい」 青年の遺言を果たすため集まった男女4人の行…

ともたか
2年前
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「トスカーナの休日」

アメリカ人女性作家を演じるのはダイアン・レイン。 女性作家は、離婚ショックの傷心旅行で出…

ともたか
2年前
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泣ける文章というのがある。

泣ける文章というのがある。 物語の展開や結末がどうだということでもなければ、悲しい悔しい…

ともたか
2年前
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旅の素晴らしさについて考えていた。

天気予報が、全国的に今季一番の冷え込みだと伝えていた午前。 窓に濃い青空が広がっていた。 …

ともたか
2年前
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地図旅行クラブ

「旅行」というより、「旅」に出たい。 そうか、「旅行」は「行く」で、「旅」は「出る」だ。 一人旅だ、放浪の旅だなど大層なことを思っているわけでなく、自分なりのテーマを決めて何処かへ出かけたいだけ。 ただ「旅行」という響きはなんだかマッチしない。 旅行でも旅でもいいんだけど、好きになった原点は、中学1年13歳の時の「地図旅行クラブ」だと思う。 千葉県松戸市立第一中学に入学したのは、今からもう45年前。放課後に行う任意の部活とは別に、週に1回の「クラブ活動」というのがあってどこ