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夫婦円満のカギを握るのは「愛妻家」なのではないか?という仮説

💡構想中のアイデアについてまとめています。よろしければ旦那さま、奥さまの視点でご意見のコメントなどいただけると嬉しいです。

最近、夫婦関係をより良くすることに関して考えていることがあります。夫婦が幸せになるための切り口のひとつとして、男性側の変化を起こす施策が有効なのではないのかということです。

自分が今考えていることと取り組んでいきたいことについてアウトプットしておこうと思います。ちなみに筆者は男性でして、男性として男性の変化が重要なのではないかという立ち位置であることご理解いただければと思います!


「旦那を教育してほしい」という声

普段、夫婦関係にまつわるコーチングに取り組んでいるのですが、クライアントの多くは女性です。まだまだ家庭で女性にストレスがかかっているケースが多く、問題意識をお持ちの女性が多い印象です。

コーチングはクライアントの想いや考えを引き出すことが軸となりますが、僕の場合は気づきを提供するためにうまくいく夫婦の考え方や工夫などをお伝えすることもあります。それらはとても学びになっている様子なのですが、加えて女性から「今日話したことを旦那にも伝えて欲しい」「旦那を教育して欲しい」という声をいただくことがあります。

一般的にコーチングでは、「誰かを変える」のではなく状況の変化を望まれる方が起点となって「あなたから変わる」ことを手助けすることを大切にしています。ですので、旦那さんの教育についての話についても「そうですよね」「分かります」と受け流していたところがありました。

女性の環境や状況の変化

ですが、ご夫婦の姿の解像度が上がったことで、もっと男性が変わらなければいけないんじゃないか?と考えることが最近は増えました。その理由は2つあります。

ひとつは共働き世帯の増加です。これまでの日本社会では男性がお金を稼ぎ、女性は家庭を守るという価値観が強かったと思います。それが現在では共働き世帯の数はどんどん増え、片働き世帯(夫婦のどちらかが働きに出る)の約2倍にものぼります。女性の活躍推進等もあり、女性の働き方はどんどん変化をしている状況です。

もうひとつは出産というイベントです。女性にしかできない妊娠・出産というライフイベントは、自然と女性を妻から母へと変化させていく傾向にあるように感じます。産後クライシスとも言われるように、子どもが生まれたことをきっかけに関係性が悪化をする夫婦も多いです。

変わらない男性との分断

女性の環境や状況が変わり続ける一方、男性側はあまり状況が変わっていません。もちろん、変化の意識をもっている男性も増えてきてますが、まだまだその動きは一部のように感じます。

共働きなのに、家事が女性に集中してしまう。ふたりの子どもなのに、女性側の育児負担が大きい。むしろ、男性はぜんぜん変わらずに子どものような振る舞いを見せる。変わる女性と変わらない男性との間で、どんどん分断が生まれているように感じます。

そんな状況を打破するためには、男性の価値観やスタンスが大きくアップデートしていくことが重要事項なのではないか。男性が悪い、女性が悪くないという話をしているわけではありません。夫婦として変化する起点を男性から作ることができるのではないか、というのが僕の考えです。

愛妻家が増えれば変化のループがまわりだす

そこで重要なキーワードとなるのが「愛妻家」という言葉です。妻をこよなく愛する夫のことを指しますが、夫が愛妻家になることは多くの効果をもたらすと思うんです。ここからはデータや根拠がある訳ではなく、かなり僕の主観が含まれることご了承ください。

①夫が愛妻家になれば、妻がご機嫌でいられる

やっぱり夫としては、妻に笑顔でいてほしいというのは共通認識ではないでしょうか。喜んでもらうべきはお客さまよりお妻さま!愛妻家が増えればご機嫌な妻が増えるのではないでしょうか。コミュニケーションや愛情表現はもちろん、家事や育児への関わり・貢献も含まれます。

②妻がご機嫌であれば、夫婦が幸せになる

返報性の法則というものがあります。何かを与えたら、何かを返したくなるという心理効果です。愛妻家として妻に積極的に貢献をすることができれば、妻側ももっと愛をもって接してくれるのではないでしょうか。そうすると愛妻家としてはさらに妻を笑顔にしたくなると思います。

そんな夫⇄妻の相互作用・好循環が生まれると、夫婦関係がより良いものになるのではないでしょうか。また、パートナーを笑顔にすることは自分の自己肯定感にもつながるので、仕事や趣味などにも自信を持って取り組めそうです。

③夫婦が幸せなら、子どもが幸せに育つ

僕の考えなのですが、子どもにとっての最高の教育とは夫婦が幸せであることだと思っています。夫婦がお互いをリスペクトする姿を見せ、将来に希望を持って努力し、笑顔で生活をする。そうすれば、自然と子どもも成長していくのではないかと思っています。

僕は子育て経験はありませんが、小学校の教師数名に確認するとやはり家庭環境と子どもの成長には関連がありそうでした。②によって夫婦が幸せでいられれば、自然と子どもにとっても良い影響や学びを与えられるのではないでしょうか。

④子どもが幸せに育てば、結婚への憧れが高まる

結婚をしたくない人が増えているというニュースもありますが、背景には結婚へのネガティブイメージがあるように思います。SNSでのネガティブな意見もあるでしょうが、やはりいちばん身近な「自分の両親」の事例は価値観に大きな影響を与えるでしょう。

もし、愛妻家が増えることで幸せな夫婦が多く生まれたら、それを間近で見ていた子どもにとっては憧れになりますよね。結婚がすべてではないですが、選択肢として入るようになるのではないでしょうか。

妻をいちばん幸せにしたい夫のための場を作りたい

愛妻家を増やすために何が必要なのかと考えると、愛妻家が育ち、集い、つながる場なのではないかと思うんですよね。

よく考えると、男性社会では「愛妻家です!」と声を出して言いにくい風潮があるような気がします。男性だけの飲み会では、だいたい夫婦関係は自虐ネタとして扱われますよね。(女性もそうでしょうか?)妻とうまくいっていると言っても、面白くないと思われてしまうような。

ですので、もっと「愛妻家ってカッコいい!」「妻を幸せにするのがイケてる男だ!」みたいなムーブメントを起こしたいんですよね。そのために、妻を幸せにするための技術を学び、堂々と妻の自慢をし、前向きな愛妻家が集いつながる場所を作れたら…!夫婦関係が悪化する前に、すべての夫が参加する場が作れたら…!そんな風に妄想を広げていたりしています。

もしご意見があればお気軽に教えてください!

以上、長文で仮説を語らせていただきました。まだまだ甘い部分もありますが、もっともっと考えを煮詰めていきたいと思います。

僕もこの考えが絶対正解だと思っている訳ではないので、ぜひ色々な意見をコメントでいただけると嬉しいです。特に、ぜひ共感をいただけた方がいらっしゃいましたら以下のようなことについてコメントをいただけるととても参考になります!

💡妻として
・夫にどんなことを知ってほしい、気づいてほしい、伝えたいですか?
・どんな活動や取り組みだったら応援したくなりますか?

💡夫として
愛妻家になってみたいという想いはあるものでしょうか?
・愛妻家になるためにはどんなことを学ぶ必要がありそうですか?
・どんな活動や取り組みだったら参加したくなりますか?

以上、3000文字にも渡る記事をここまでご覧いただいてありがとうございました!


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