糖質制限の初期症状ってなに?実はデメリットだらけ?
今回は、糖質制限の初期症状についてお伝えします。
ダイエットを始めて「体調が悪くなった」経験はありませんか?
実はその体調不良、糖質制限によって起こる初期症状の可能性があります。
極端な糖質制限は、あなたの身体にとって逆効果となるのです。
そこで今回は、糖質制限によって起こる初期症状を5つお伝えします。
1.頭痛や眠気
体は主に糖からエネルギーを得て活動しています。
過度な糖質制限をすると、エネルギー源である糖が足りず、エネルギー不足となるため、眠気や頭痛が起こるのです。
大事な仕事や運転をする際は、糖質制限を避けた方が安全でしょう。
2.便秘
糖質を制限して動物性食品に偏った食事となると、穀物の摂取量が減り、便秘になるリスクが高まります。
便秘は腸内環境を悪くし、脂肪をためやすい体となるため、ダイエットの大敵です。
3.下痢や吐き気
過度な糖質制限を続けていると、ケトーシスにより吐き気を催すことがあります。
妊婦さんは胎児に糖を優先的に送るので、身体の中の糖が足りずケトーシスとなるため、吐き気に悩まされるのです。
また、糖質制限によって下痢に悩まされる方もいますが、それは動物性食品の食べ過ぎによって、消化不良が起こるためと考えられます。
4.口臭や体臭がきつくなる
糖質制限によって起こるケトーシスは、体臭や口臭が果物が腐ったような「ケトン臭」になることがあります。
ダイエットのために始めた糖質制限で、体臭がきつくなるなんて嫌ですよね。
人によっては不快な匂いとなりますので注意しましょう。
5.筋力低下と筋量減少
過度な糖質制限を3週間すると、筋力が低下することがわかっています。
糖質制限によって筋肉にある糖の貯蔵が減少するため、一時的に筋肉量が減り、しぼんでしまうのです。
また、動物性食品や加工食品の摂取は、血液を酸性に傾け、筋分解を招く恐れもあります。
同じカロリーで「糖質を制限した食事」と「脂質を制限した食事」を比べた研究では、糖質制限の方が筋肉の分解が高まっていたのです。
筋肉量の減少は、代謝が悪くなるので、痩せづらい体となります。
ダイエットのために糖質制限を始めたのに、痩せづらい体となっては、元も子もないですね。
糖質制限は完全に悪?
結論として「糖質制限が悪い」わけでも「糖質制限をすればいい」というわけでもありません。
間違った糖質制限を行なっていることが問題なのです。
加工食品を減らすことや、穀物の摂取をすることには健康上の利点があります。
例えば、加工食品の摂取は発がん性を上げるので、加工食品を減らすことで、がんのリスクを下げることが出来るのです。
一方で、特定の食品を制限すると栄養素の不足や、逆に何かが過剰になったりします。
例えば、糖質を制限すると脂質が過剰となり、生活習慣病のリスクが上がるのです。
どこまでが健康的で、どこまでが不健康なのかは、栄養学の知識と科学リテラシーが必要となります。
自分の知識に自信が持てるまでは、極端な方法に走らないようにしましょう。
まとめ
とうわけで今回は「糖質制限の初期症状」についてお伝えしました。
糖質制限の初期症状は以下の5つです。
頭痛や眠気
便秘
下痢や吐き気
口臭や体臭がきつくなる
筋力低下と筋量減少
過度な糖質制限は、筋量の減少や体調不良を伴います。
ですので、不健康にならないためにも、糖質制限の初期症状を押さえましょう。
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